忘年会は一年を締めくくるレクリエーションですから、楽しいゲームを企画して盛り上げましょう。
本記事では、どんな忘年会でも取り入れられるよう、ゲームを「チーム対抗」「勝ち抜き」「全員参加型」に分けて紹介します。
忘年会を盛り上げるゲームのポイントもまとめていますので、ぜひ、これからの準備に役立ててください!
忘年会を盛り上げるゲームのポイント
忘年会のゲームを決める前に、盛り上げるためのポイントを確認しておきましょう。
- わかりやすいルール
- 喜ばれる景品や賞品
- 全員で楽しめること
ぜひ、ゲームを企画するときの参考にしてください。
わかりやすいルール
ゲームのルールが複雑だと説明に時間がかかりますし、参加者が理解しづらくなって気分が盛り下がります。忘年会では素早くゲームに移れるよう、わかりやすいルールで楽しんでもらうことが大切です。口頭で手短に説明するほか、ゲームによってはホワイトボードなどで手順を示したり、お手本を見せて要領を伝えたりなどしましょう。
喜ばれる景品や賞品
ゲームに景品や賞品がつくと参加者のテンションが上がって盛り上がります。たとえば勝ち抜き戦の優勝者には個人で楽しめるギフト券やオシャレ家電、便利グッズなど。チーム対抗戦であればユニークな雑貨やインパクト強めなパロディグッズなど。マンネリ化しがちなビンゴゲームでは旅行券やカタログギフト、高級食材などの豪華賞品で盛り上げるのもおすすめです。
全員で楽しめること
大人数で盛り上がれるチーム対抗戦のゲームはもちろん、全員参加型の勝ち抜き戦なら人数に関係なく全員で楽しめます。また、全員が座ったまま参加できるゲームならステージのない会場でも盛り上がれます。
【チーム対抗】忘年会におすすめなゲーム
ここでは、忘年会におすすめなチーム対抗戦のゲームを紹介します。
ジェスチャーゲーム
身ぶり手ぶりで「正解」を引き出すアクティブなゲームです。チームに分かれて正解数を競い団結力で盛り上がりましょう!
~やり方~
- 挑戦者は進行役から出題された「お題」をジェスチャーで表現する。
- 挑戦者のチームメイトは早押しの要領で回答していく。
- 制限時間内にチームごとで順番にチャレンジし正解数を競う。
- 最も多く正解したチームが優勝。
~盛り上げるポイント~
- お題をテーマごとに用意し、くじ引きで各チームのテーマを決める。
- ハラハラ・ドキドキするBGMを流して盛り上げる。
- 正解⇔不正解の効果音でゲームを盛り上げる。
絵しりとり
L
しりとりを絵だけでつないでいくゲームです。絵を描くスピード、絵で伝える表現力、しりとりをつなぐ速さの三位一体を競いながらチーム力を発揮しましょう!
~やり方~
- いくつかのチームに分かれる。
- 進行役は同じお題を最初に人だけに教える。
- よーいドンで絵だけでしりとりをつなぐ。
- どのチームが速く正確に最後の人までつなげるか競う。
- お題を変えて何度か繰り返し正解数の最多を競ってもよい。
~盛り上げるポイント~
- 1人ずつの制限時間を設けてタイムアウトも適用する。
- ハラハラ・ドキドキするBGMを流して盛り上げる。
- たとえば「うまいで賞」「シュールで賞」「おもしろいで賞」などを決めて特別賞を贈る。
お箸で小豆リレー
もどかしさや焦りと戦いながら、箸を使って小豆をリレーしていくゲームです。チームごとにチャレンジしてタイムを競うのであれば広い会場でなくても行えますし、ほかのチームの奮闘ぶりが見られて楽しめます。
~やり方~
- いくつかのチームに分かれる。
- すべてのチームに箸、小豆(適量)、器を用意する。
- 進行役の号令で次の人の器へ箸で小豆をすべて移す。
- 最も速く最後の人の器まで小豆を移せたチームが勝ち。
~盛り上げるポイント~
- 割り箸よりも菜箸の方が使いづらくて難易度が上がる。
- いろいろなサイズの小豆を混ぜるとつかみにくくて難易度が上がる。
- ハラハラ・ドキドキするBGMを流して盛り上げる。
以心伝心ゲーム
お題の答えをいかにチームで一致させるかを競うゲームです。お題をたくさん用意しておき、出題ごとにクジ引きで決めても盛り上がります!
~やり方~
- いくつかのチームに分かれる。
- 進行役がお題を出す。例「三文字の果物」「カップ麺の定番」
- 参加者は相談せず回答を紙に書く。
- 進行役の号令で全員一斉に回答を発表する。
- 回答が一致する人数が最も多いチームが勝ち。※同数の場合は別のお題で対決。
~盛り上げるポイント~
- 回答が参加者の名前になるような出題を考えてもおもしろい。
- 誰とも一致しなかった参加者全員を罰ゲームでおしおき。
- ※罰ゲームはお店の食べ物や専用のお菓子を使った高確率ロシアンルーレットがおすすめ。
【勝ち抜き】忘年会におすすめなゲーム
ここでは、忘年会におすすめな勝ち抜き戦のゲームを紹介します。
あと出しじゃんけん大会
その場に座ったままでも楽しめるシンプルなゲームです。ルールをランダムに切り替えることでゲームがどんどん白熱します。
~やり方~
- 進行役がジャンケンの手を出す。
- 参加者は「あと出し」で勝つ手を出す。
- 勝者が最後の一人になるまでジャンケンを繰り返す。
- 最後が数名になった時点で速さも競って勝負をつけてもよい。
~盛り上げるポイント~
- 途中から「負けた手を出すと勝ち」「あいこだと勝ち」と頻繁に切り替える。
- 途中から「いつもの利き手でない方の手」でジャンケンを出してもらう。
- 途中から「右手で勝つ」「左手で負ける」を同時に出してもらう。
マジョリティゲーム
マジョリティ=多数派であるかどうかを競うゲーム。クイズのように考えなくてもいいので気軽に楽しめますが多数派になれるかどうかは運任せです!
~やり方~
- 進行役が二択のお題を出す。例「どちらかといえばパン派orごはん派」
- 参加者は答えに合わせて分かれる。
- 回答が多い方の参加者が残る。
- お題⇒回答を最後の2名まで繰り返す。
- 最終決戦はジャンケンかクジ引きで勝負をつける。
~盛り上げるポイント~
- 敗者復活戦では逆にマイノリティゲームで少数派を勝ちにしていくのもあり。
- たとえば「お弁当の好きなおかずは最初、最後、関係ない」など三択もおもしろい。
ハイ&ロー
自分の引いたカードが前の人のカードより「ハイ」か「ロー」かを的中させるゲームです。その場で座ったまま楽しめますし、広さも必要ないため会場を選ばず盛り上がれます!
~やり方~
- まず進行役がトランプを切り一枚を抜く。
- 次の人がトランプを引き「1」よりハイかローかを賭ける。
- ハイかローかが当たれば勝ち、外れれば脱落する。※同じ数字は負け。
- すべての参加者が同じ要領で順番に繰り返す。
- 最後までハイ&ローを当て続けた人が優勝。
~盛り上げるポイント~
- ジョーカーを引いたときは無条件で「勝ち」にする。
- 二巡目からは手持ちのカードを足してハイ&ローを賭けてもよい。
【全員参加型】忘年会におすすめなゲーム
ここでは、忘年会におすすめな全員参加型のゲームを紹介します。
スタンドアップゲーム
大人数になるほど難易度が上がるスタンドアップゲーム。ルールは簡単で、自分が予想した数字と立った人の人数を一致させられるかどうかを試します。
~やり方~
- 参加者全員が順番に挑戦していく。
- 進行役の号令で挑戦者は好きな数字を発表する。
- 数字の発表と同時に挑戦者含め全員が立つか座るかする。
- 挑戦者の発表した数字と立った人数が一致したら挑戦者が勝ち(抜け)。
- 最後まで残った参加者に罰ゲーム。
~盛り上げるポイント~
- 進行役が「それでは○○さん、数字をお願いします!」と進行する。
- 正解⇔不正解の効果音でゲームを盛り上げる。
- 罰ゲームはお店の食べ物や専用のお菓子を使った高確率ロシアンルーレットがおすすめ。
100文字しりとりゲーム
しりとりの100文字目を言ったらアウト。しりとりが90文字を超えるあたりからハラハラ・ドキドキと盛り上がってきます!
~やり方~
- 最初の人にスタートのキーワードを教える。
- 参加者が順番に名詞など「単語」のみで言葉をつなぐ。
- しりとりの100文字目を言った人が負け。
- 途中で「ん」を言った場合も負け。
- 負けた人には罰ゲーム。
~盛り上げるポイント~
- 制限時間を短めに設けてタイムアウトも適用する。
- 大人数の場合は数名のグループに分けて実施する。
- 罰ゲームはお店の食べ物や専用のお菓子を使った高確率ロシアンルーレットがおすすめ。
○文字しりとりゲーム
しりとりを「3文字で」「5文字で」と文字数制限してつなぐゲームです。文字数を増やしながら難易度を上げて繰り返すと大人数でも盛り上がります!
~やり方~
- 最初の人にスタートのキーワードを教える。
- 参加者が順番に決められた文字数で言葉をつなぐ。
- しりとりに失敗した人が負け。
- 途中で「ん」を言った場合も負け。
- 負けた人には罰ゲーム。
~盛り上げるポイント~
- 制限時間を短めに設けてタイムアウトも適用する。
- 英語やカタカタ語を使えないルールを設ける。
- 罰ゲームはお店の食べ物や専用のお菓子を使った高確率ロシアンルーレットがおすすめ。
クイズ「私」は誰でしょう?
参加者の名前以外のプロフィールから「誰」のことかを当てるゲームです。まずは遠いところからヒントを出して少しずつ本人とわかる情報を伝えます。
~やり方~
- 参加者全員からプロフィールを集めておく。
- 進行役が「私の趣味は○○です」などヒントを出していく。
- 本人以外は早押しの要領で回答していく。
- 最も多く正解した人が優勝。
~盛り上げるポイント~
- 遠いヒント=趣味、休日の過ごし方、好きな食べ物、子どもの頃の夢など。
- 近いヒント=出身地、出身大学、家族構成、好きな有名人、好きな嗜好品の銘柄など。
- 正解⇔不正解の効果音でゲームを盛り上げる。
ノーカタカナヒントクイズ
カタカナ語を使わずにヒントを出して正解を引き出すゲームです。大人数ならチームに分かれてチーム対抗戦にもアレンジできます。
~やり方~
- 進行役はカタカナ語を使わずヒントを出していく。
- お題が「キャッシュレス決済」のヒント例は「携帯電話で支払う」など。
- 参加者は早押しの要領で回答していく。
- 最も多く正解した参加者が勝ち。
~盛り上げるポイント~
- 正解⇔不正解の効果音でゲームを盛り上げる。
- チーム対抗戦にしてチームで制限時間内の正解数を競ってもよい。
- ヒントを出すときにカタカナ語を使った場合は出題者が罰ゲーム。
- ※罰ゲームはお店の食べ物や専用のお菓子を使った高確率ロシアンルーレットがおすすめ。
まとめ
忘年会は楽しいゲームで参加者を盛り上げましょう。
ゲームを企画するときのポイントもおさらい。
- わかりやすいルール。
- 喜ばれる景品や賞品。
- 全員で楽しめること。
忘年会の規模や会場、参加者層などに合わせてゲームを選ぶのもポイントです。
ぜひ、本記事で紹介した「チーム対抗」「勝ち抜き」「全員参加型」それぞれのゲームを参考にしてください。
ルールをアレンジしたり盛り上げるポイントを応用したりして、ゲームにオリジナリティを出すのもおすすめです!