内定式に参加するとき悩むのが「服装」ではないでしょうか。
「まだリクルートスーツは着てもいい?」
「リクルートスーツ以外のふさわしい装いは?」
「私服の場合のカジュアル感はどれくらい?」
内定式での服装について、いろいろと気になりますよね。
本記事では、内定式の服装で失敗しないよう、男女別で適切なスタイルや着こなしを紹介します。
ぜひ、本記事を参考にしてこれからの準備に役立ててくださいね!
内定式は「指定なし」でもリクルートスーツを着るのがベター
内定式で特に服装が指定されていない場合はリクルートスーツを着るのがベターです。リクルートスーツ以外のスーツでもかまいませんが、「黒」や「濃紺」「チャコールグレー」などのダークカラーを選ぶようにしましょう。
男性の着こなし
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ここでは、男性がリクルートスーツやリクルートスーツ以外のスーツを着るときの着こなしポイントを紹介します。
■スーツ
-
- 黒、濃紺、チャコールグレーのスーツ
- ジャケットの一番下のボタンは留めない
■シャツ
- 白無地のレギュラーカラー
- ボタンの色は白や半透明
■ネクタイ
- 黒や白でない上品な色のもの
- 無地、ストライプ、チェックなど派手でないもの
■ベルト
- 革や合皮のシンプルなもの
- 靴の色に合わせるとバランスがいい
■靴
- 黒、ダークブラウンなどの落ち着いたカラー
- プレーントゥ、ストレートチップ、内羽根
■靴下
- 黒、濃紺、グレーなどスーツに合うもの
- 柄のない無地のもの
■バッグ
- A4サイズの書類が入るもの
- 黒のシンプルなビジネスバッグ
- 床に置いたとき自立するタイプ
女性の着こなし
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ここでは、女性がリクルートスーツやリクルートスーツ以外のスーツを着るときの着こなしポイントを紹介します。
■スーツ
- 黒、濃紺、チャコールグレーのスーツ
- すべてのボタンを留める
- パンツ丈はヒールに少しかかる程度、スカート丈はひざ下
■ブラウス
- 白無地のレギュラーカラーかスキッパーカラー
- ボタンの色は白や半透明
■ストッキング
- ライトベージュ、ブラウンベージュなど
- 柄や飾りのないシンプルなもの
■ベルト
- スーツに合わせた色の革か合皮
- バックル小さめな細身のシンプルなもの
■パンプス
- 黒の革か合皮のシンプルなもの
- ヒールの高さは3〜5cm程度
- 疲れにくく、歩きやすいもの
■バッグ
- A4サイズの書類が入るもの
- 黒のシンプルなビジネスバッグ
- 床に置いたとき自立するタイプ
■アクセサリー
- シンプルで目立たないもの
- 各箇所1個までで控えめに
内定式が「平服指定」や「私服指定」ならオフィスカジュアル
もし「平服」や「私服」を指定されているならオフィスカジュアルで装いましょう。オフィスカジュアルはスーツやセットアップのようなビジネススタイルをカジュアルダウンさせた服装。ジャケット必須で「きちんと感」を出すのもポイントです。
男性の着こなし
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ここでは、男性がオフィスカジュアルを装うときの着こなしポイントを紹介します。
■ジャケット
- 黒、濃紺、チャコールグレー、ダークブラウンなどの落ち着いたカラー
- 柄のない無地か、ピンストライプやグレンチェックなどの上品な柄物
■パンツ
- 黒、濃紺、チャコールグレー、ダークブラウンなどの落ち着いたカラー
- フォーマル度を上げるならスラックス、カジュアル感を出すならチノパン
- ジャケットとセットアップでないものでもよい
■シャツ
- 無地のカラーシャツ、ストライプやチェックなどの柄シャツ
- シンプルなものならポロシャツ、ノーカラーシャツでもよい
■ネクタイ
- フォーマル度を上げるならネクタイ着用
- カジュアル感を出すならノーネクタイ
- ネクタイはジャケットに合わせた上品なもの
■ベルト
- 革や合皮のシンプルなもの
- 靴やパンツの色に合わせるとバランスがいい
■靴
- パンツに合わせたシンプルな革靴やローファー
- 黒やダークブラウンなどのベーシックカラー
■バッグ
- A4サイズの書類が入るもの
- 黒やグレーなどベーシックカラーのシンプルなもの
- 床に置いたとき自立するタイプ
女性の着こなし
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ここでは、女性がオフィスカジュアルを装うときの着こなしポイントを紹介します。
■ジャケット
- 黒、濃紺、チャコールグレー、ダークブラウンなどの落ち着いたカラー
- 上品なデザインのテーラードジャケット、ノーカラージャケット
■パンツ、スカート
- 黒、白、グレー、濃紺、ベージュ、ブラウンなどのベーシックカラー
- パンツの場合はセットアップではないスラックスやフルフレングスパンツ、クロップドパンツなど
- スカートの場合はフレアスカート、ボックスプリーツスカートなど、ひざ下より長いもの
■シャツ、ブラウス、カットソー
- ベーシックカラー、ペールカラーなどのシンプルなもの
- 上品なデザインならノーカラータイプでもよい
- ノースリーブやデコルテ開きなど露出のあるものは避ける
■靴
- ジャケットやボトムスに合わせたシンプルなパンプス
- ヒールの高さは3〜5cm程度がのぞましい
- ローヒール、ノーヒールの場合は装飾のないもの
■バッグ
- A4サイズの書類が入るもの
- 黒やグレーなどベーシックカラーのシンプルなもの
- 床に置いたとき自立するタイプ
■アクセサリー
- シンプルで目立たないもの
- 各箇所1個までで控えめに
内定式が「自由な服装」ならジャケットなしもOKな場合あり
内定式がレクリエーション中心であったり、社風や業態がカジュアルであったりすると服装が「自由」な場合もあります。もし自由な服装での参加をうながされたら、ビジネススタイルをやわらかくしたカジュアルな装いをしましょう。
内定式の内容によっては「ジャケットなし」でもマナー違反にはなりませんが、テーマに合わせて「きちんと感」を出すのは必須です。
男性の着こなし
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ここでは、男性が自由な服装を着るときの着こなしポイントを紹介します。
■ジャケット(ありの場合)
- 黒、濃紺、チャコールグレー、ダークブラウンなどの落ち着いたカラー
- 柄のない無地か、ピンストライプやグレンチェックなどの上品な柄物
- パンツとセットアップでなくてもよい
■パンツ
- 黒、濃紺、チャコールグレー、ダークブラウンなどの落ち着いたカラー
- フォーマル度を上げるならスラックス、カジュアル感を出すならチノパン
■トップス(シャツ)
- シンプルなノーカラーシャツ、ボタンダウンのカジュアルシャツなど
- 無地やワンポイントありのシンプルなTシャツ、ポロシャツなど
■トップス(セーター、カーディガン)
- 黒、濃紺、チャコールグレー、ダークブラウンなどの落ち着いたカラー
- 無地やワンポイントありのシンプルなデザインのもの
■ベルト
- 革や合皮のシンプルなもの
- 靴やパンツの色に合わせるとバランスがいい
■靴
- パンツに合わせたシンプルな革靴やローファー
- 黒やダークブラウンなどのベーシックカラー
■バッグ
- A4サイズの書類が入るもの
- 黒やグレーなどベーシックカラーのシンプルなもの
- 床に置いたとき自立するタイプ
女性の着こなし
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ここでは、女性が自由な服装を着るときの着こなしポイントを紹介します。
■ジャケット(ありの場合)
- 黒、濃紺、チャコールグレー、ダークブラウンなどの落ち着いたカラー
- 上品なデザインのテーラードジャケット、ノーカラージャケットでワンポイントありもOK
■パンツ、スカート
- 黒、白、グレー、濃紺、ベージュ、ブラウンなどのベーシックカラー
- パンツの場合はセットアップではないスラックスやフルフレングスパンツ、クロップドパンツなど
- スカートの場合はフレアスカート、ボックスプリーツスカートなど、ひざが隠れる長さのもの
■シャツ、ブラウス、カットソー
- 黒、白、グレーなどのベーシックカラー
- 淡いペールカラーのシンプルなもの
- 上品なデザインならノーカラータイプでもよい
■靴
- トップスやボトムスに合わせたシンプルなパンプス
- ヒールの高さは3〜5cm程度がのぞましい
- ローヒール、ノーヒールの場合は装飾のないもの
■バッグ
- A4サイズの書類が入るもの
- 黒やグレーなどベーシックカラーのシンプルなもの
- 床に置いたとき自立するタイプ
■アクセサリー
- シンプルで目立たないもの
- 各箇所1個までで控えめに
内定式で気をつけたいNGな服装
内定式で気をつけたいのは品格や清潔感がなく、悪目立ちする服装です。どのようなスタイルで参加するにせよ、好印象を与える身だしなみを心がけましょう。
■こんな服装はNG
- サイズが合っていない。
- シワやヨレ感がある。
- ジャケットにフケが落ちている。
- デニムやスウェットで参加する。
- スニーカーやサンダルをはく。
- 肌を露出しすぎている。
- 髪の色が明るすぎる。
- メイクやネイルが華美すぎる。
- 靴のヒールが高すぎる。
- 派手なアクセサリーを着けている。
- バッグがカジュアルすぎる。
まとめ
内定式の服装はリクルートスーツが基本ですが、「平服」や「私服」を指定された場合はリクルートスーツ以外の装いで「きちんと感」を出しましょう。
もし「自由な服装」での参加ならジャケットなしでかまいませんが、カジュアルダウンしすぎて普段着のような装いにならないよう注意。あくまでもビジネスイベントなのでスマートな着こなしを意識しましょう。
どのようなスタイルでも清潔感ある身だしなみが必須です。自己満足な装いで周囲を不快にさせないか、学生としてではなく新社会人としてふさわしい服装であるかなどを考えながら好印象を与える服装で参加しましょう。
ぜひ、本記事を参考にしながら内定式での服装選びにご活用ください。