プロポーズのプランを考えていて悩むことのひとつが「服装」ではないでしょうか。
スーツでビシッとキメるのがいいのか、いつも通りの普段着でラクにするのがいいのか、あれこれ気になっているかもしれませんね。
本記事では、プロポーズシーンにふさわしい服装について、いろいろな疑問を解決していけるよう徹底解説します!
ぜひ、本記事を活用して、一生に一度のプロポーズで着る服装の準備にお役立てくださいね。
プロポーズの服装はスーツ?おすすめは「シーン」に合わせて選ぶこと
もしかしたら「大切な日」=「スーツ」というイメージがあるかもしれませんが、はたしてプロポーズでもスーツは「マスト」なのでしょうか。実は「プロポーズ」=「スーツ」ではありません。どのような場所で、どのようなシチュエーションでプロポーズをするかによって、「ふさわしい服装」は違うからです。
また、いつもカジュアルな服装でデートをしているカップルであれば、いきなり彼氏がスーツで登場すると彼女にプロポーズがバレる可能性があります。彼女にとっても、自分だけカジュアルスタイルでは「恥ずかしい……」と気後れしかねません。
したがって、プロポーズの服装はシーンに合わせて選ぶのがおすすめ。よくあるプロポーズシーンに合わせた3つの服装パターンを紹介しますので、これからのプロポーズプランの参考にしてください。
ホテルや高級レストランなどは絶対にスーツ
ホテルや高級レストランでのプロポーズならスーツがマスト。男性の場合、どのような目的であってもホテルや高級レストランを利用するときはスーツのようなフォーマルなスタイルが好ましいからです。
お店の雰囲気に合わせたカジュアルダウンもNGではありませんが、もし「ネクタイ必須」などのドレスコードがあれば厳守がマナー。いつもデートでスーツを着ているのであれば、いつものスーツと差をつけられるよう高級感にこだわったり、小物で華やかにしたりするのもおすすめです。
~気をつけたいポイント~
- ホテルや高級レストランでの食事であることを伝えておく。
- バッグや手荷物などを持たず手ぶらで入店すること。
- 花束やプレゼントはお店に協力してもらって隠しておく。
夜景スポットや海辺など屋外ならスマートカジュアル
いつものデートの延長で夜景スポットや海辺でプロポーズするのであれば、きれいめカジュアルでスマートにコーディネートしましょう。いつもより少しおしゃれになるよう意識するのがポイント。
必ずしもジャケット×パンツでなくてかまいませんが、たとえばトップスが半袖であればボトムスには短パンやハーフパンツを避けるなど、上下のバランスも大切です。ただし、いつも通りのデートの流れで自然にプロポーズしたい場合は、いつもと変わらない服装でも問題ありません。
~気をつけたいポイント~
- 彼女をガッカリさせないようカジュアルダウンしすぎないこと。
- おしゃれすぎると彼女にバレたり、彼女に気後れさせたりするので注意。
- いつも通りの服装でも直前でジャケットを羽織るなどして真剣さを伝えてもよい。
家や公園など日常的な場面ならカジュアルでOK
家や公園といった日常的な場所で、さりげなく自然なプロポーズをするのであれば普段通りのカジュアルな服装でかまいません。ただ、やはり一生に一度の特別な場面ですから、彼女のためにも最低限の気遣いはしておきましょう。
たとえばヨレヨレのTシャツやパジャマと兼用の部屋着など、彼女の気持ちを冷めさせるようなものは厳禁。彼女からもらったものや彼女がほめてくれたものなどあれば、当日のコーデにプラスするのもおすすめです。
~気をつけたいポイント~
- ふたりが同棲している部屋であってもパジャマや部屋着から着替える。
- その日の彼女の服装に合わせてカジュアル感を調整してもよい。
- カジュアルでも着たことのないデザインや新品で彼女を驚かせないように。
プロポーズの服装で失敗しないための身だしなみポイント
どのような服装を選ぶとしても、プロポーズが失敗しないよう身だしなみのマナーにも気をつけたいですね。ここでは、プロポーズの服装における身だしなみポイントを紹介しますので、準備万端に整えて当日を迎えましょう。
シワや汚れがないよう注意する
プロポーズのために用意したスーツでも、いつもの着慣れたカジュアルウェアでも、シワや汚れがあってはプロポーズが台無しです。アイロンをかけたり、シミがないかチェックしたり、抜かりなく準備しましょう。
~身だしなみポイント~
- いつものスーツを着るならクリーニングに出しておく。
- 靴や靴下など目立ちにくい小物も汚れていないか確認する。
- プロポーズ直前も上着の肩部分にチリやホコリがついていないか確認。
髪やヒゲは清潔な印象にしておく
スーツ姿はもちろんのこと、普段着でのプロポーズであっても髪やヒゲは清潔に整えておきましょう。ただし、プロポーズのためだからと、いきなり髪型を変えたり、いつも伸ばしている無精ヒゲを完全に剃ったりすると彼女にバレるかもしれません。
なるべく普段通りの雰囲気のまま、少しだけイメチェンしましたという程度で「こぎれい」にしておくとよいでしょう。
~身だしなみポイント~
- ボサボサ、バサバサの髪はNGなので、さっぱり感をもたせる。
- 顔が隠れないよう前と両サイドの髪をすっきりさせておく。
- ヒゲを伸ばしている場合は自然な長さにカットして整える。
どの服装でも「きちんと感」を外さない
どのような服装であっても、プロポーズでは「きちんと感」を意識して選びましょう。たとえスーツであっても着古したビジネススーツではプロポーズにふさわしくないですし、シャツやジャケットもデザインによってはロマンティックな雰囲気を壊してしまいます。
~身だしなみポイント~
- 古着やダメージジーンズなどの普段着は避ける。
- キャラクターTシャツやメッセージTシャツでウケを狙わない。
- 自分に似合わないデザインのスーツを無理に着ようとしない。
快適さのためにも季節感を取り入れる
プロポーズの服装に季節感を取り入れるのは、見た目のおしゃれだけではありません。暑い季節には涼やかさを、寒い季節には暖かさを、それぞれ素材にも季節感を取り入れることで大切な日を快適に過ごせます。
ただでさえ緊張する日なのですから、暑さや寒さによるプレッシャーで体に負担をかけないようにしましょう。快適な服装で心地よく過ごせば、きっとプロポーズもスマートに成功させられますよ。
~身だしなみポイント~
- 夏は通気性や速乾性、冷涼感のある素材でさわやかに。
- 冬は保温性や吸湿性、放湿性のある素材で冷えないように。
- 屋内と屋外の気温差に対応できるよう上着やインナーで調整。
派手なアクセサリーは控える
アクセサリーを愛用している方でも、プロポーズのために用意しようとしている方でも、派手なアクセサリーは厳禁。プロポーズの主役は「彼女」ですから、彼女を引き立たせる気遣いも必要です。
プロポーズの場で婚約指輪を渡す予定なら、なおさらダイヤモンドの輝きを邪魔しないためにも派手なアクセサリーは控えましょう。
~身だしなみポイント~
- お店に合わせてスーツスタイルを華やかにしたいならポケットチーフをさす。
- ピアスやリング、ブレスレットなどの小物をつけるなら上品なものを選ぶ。
- いつも使っていないなら、あえて高級時計やブランドジュエリーをつけなくてもいい。
いきなりスーツを着てプロポーズがバレるのを防ぐには?
いつものデートでスーツなど着ないのに、プロポーズだからと突然スーツで登場すると彼女に「もしかして……」と気づかれてしまう可能性があります。
そこで、ここではスーツでのプロポーズが彼女にバレないようにするための対策を提案しますので、プロポーズプランや彼女のタイプなどに合わせてみてくださいね!
なにかの記念日を口実にしてデートを設定する
たとえば彼女の誕生日や交際○年、ホワイトデーなどの「記念日」をプロポーズデーにしてデートを設定。彼女には「ちょっと高級なお店を予約したから、いつもよりドレスアップしてきてね」と伝えます。もし記念日に特別なデートをしたことがないのであれば、「たまには贅沢なデートを楽しませてあげたい」と添えておきましょう。
ホテルや高級レストランでの食事を前提にデートする
ホテルや高級レストランでの食事ならスーツに違和感がありませんし、彼女もそれなりにドレスアップしてくれます。いつものデートよりハイグレードだからという理由で彼女に怪しまれないためには、「たまたまネットでおすすめ記事を見つけて、どうしても○○ちゃんを連れて行ってあげたいなと思って」と前置きしておいてもいいですね。
仕事帰りであると伝えておいてデートの約束をする
もし仕事でスーツを着ているなら、仕事帰りにデートの約束をしましょう。あるいは休日でも仕事をしてから向かうと伝えて合流するのもひとつ。彼女に気づかれない方法で「仕事帰り前提」のデートを設定し、いつもよりスタイリッシュなスーツで登場します。
彼女にスーツを選んでもらうところから始める
まったくスーツを着ない男性なら、彼女にスーツを選んでもらうことからプランニングしましょう。たとえば「友人の結婚式に招待された」「仕事で出張する予定がある」「親にスーツを持っておくよう言われた」など、怪しまれない口実でデートの前に彼女とショップへ向かいます。
そして「○○ちゃんに選んでもらったスーツだから、今日はこれを着てデートしよう」といって過ごし、あとは予定の場所でプロポーズ!
まとめ
言葉やタイミングだけでも悩むのが「プロポーズ」ですから、なかなか服装が決められないのも当然です。
服装選びに迷ったら、まずは「どこで」プロポーズをしたいのか場所から決めるといいでしょう。
ここで、あらためてプロポーズのシーンごとの服装ポイントをおさらい。
- ホテルや高級レストランなどは絶対にスーツ。
- 夜景スポットや海辺など屋外ならスマートカジュアル。
- 家や公園など日常的な場面ならカジュアルでOK。
このようにシーンに合わせた服装を目安にしながら、プロポーズがバレないよう工夫するのも大切です。
いつも着ないスーツを着るならデートの誘い方からの対策が必要ですし、いつも通りの自然な流れでも普段着のチョイスには気配りが必要。
ぜひ、プロポーズにふさわしい服装を着こなして、一生に一度の特別なシーンを忘れられない瞬間にしてくださいね。