「慰労会で挨拶を頼まれたけど、何を話せばいいんだろう」
「労をねぎらう言葉が思いつかない」

慰労会特有の挨拶内容に、戸惑う方は少なくありません。

慰労会の挨拶は、単なる形式的なスピーチではなく、メンバーの努力を認め、感謝を伝える大切な場です。
上司として、幹事として、あるいは主賓として、それぞれの立場で伝えるべき内容は変わります。

適切な言葉選びができれば、参加者のモチベーションを高め、チームの結束を強める効果があります。

この記事では、上司・幹事・主賓など立場別に、慰労会の挨拶で押さえるべき構成とポイントを、すぐ使える例文とともに詳しく解説します。

慰労会の挨拶で伝えるべき基本要素


慰労会の挨拶は、参加者への感謝と労いの気持ちを伝える重要な場面です。
形式的な言葉ではなく、心に響く挨拶にするために押さえるべき基本要素を解説します。

1. 参加への感謝

「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます」と、まず参加者が時間を割いてくれたことへの感謝を述べます。
冒頭で感謝を示すことで、好印象からスタートできます。

2. 慰労会の目的

なぜこの慰労会を開催するのか、その理由を簡潔に説明します。
「○○プロジェクトの無事完了を祝して」「今期の目標達成を記念して」「繁忙期を乗り越えた皆様の労をねぎらうため」など、目的を明確にすることで参加者の当事者意識が高まります。

3. 具体的な成果や努力への言及

「皆さん頑張りましたね」という抽象的な言葉ではなく、具体的なエピソードに触れることが重要です。
「納期が厳しい中、休日返上で対応してくれた開発チーム」「クレーム対応で夜遅くまで奔走してくれた営業の皆さん」「予算削減の中、工夫を重ねてコストを20%削減した総務部」など、実際の努力や成果を挙げることで、「ちゃんと見てくれている」「認めてもらえている」という実感が生まれます。

4. 心からの感謝の言葉

「心から感謝申し上げます」「本当にありがとうございました」と、率直に感謝の気持ちを伝えます。
役職が上の人ほど、形式的ではなく心のこもった言葉で伝えることが大切です。
短くても構いませんが、目を見て、間を取って、誠実に伝えることで真意が伝わります。

5. 今後への期待や励まし

過去の労をねぎらうだけでなく、今後への期待や励ましの言葉も添えます。
「今日はゆっくり楽しんで、明日からまた一緒に頑張りましょう」「この経験を活かして、次のプロジェクトも成功させましょう」など、労いと今後への期待をバランスよく伝えることがポイントです。
ただし、「明日からまた頑張りましょう」だけだと、せっかくの慰労会が次の仕事への準備のように聞こえるため、「今日はゆっくり」というクッションを入れましょう。

心に響く労いの言葉の選び方


形式的な挨拶ではなく、参加者の心に響く労いの言葉を選ぶことで、慰労会の満足度は大きく変わります。
効果的な言葉選びのポイントを解説します。

抽象的ではなく具体的に伝える

NG例:抽象的で印象に残らない

「皆さん、本当にお疲れ様でした。大変でしたね。頑張りましたね」

このような抽象的な言葉は、誰に対しても使える反面、心に響きません。

具体的なエピソードを交える

「納期の2日前、システムにトラブルが発生した時、開発チームの山田さんが徹夜で原因を特定してくれました。あの時の迅速な対応がなければ、納期に間に合いませんでした」

具体的なエピソードを挙げることで、「ちゃんと見てくれていた」という実感が生まれ、言葉に重みが出ます。

成果だけでなくプロセスを称える

成果だけを褒める言葉

「目標を達成できて良かったです」

これだけでは、結果が出たから褒めているように聞こえます。

プロセスを称える言葉

「限られた予算の中、何度もアイデアを出し合い、試行錯誤を重ねてくれた皆さんの姿勢に感銘を受けました。その努力が、今回の成果につながっています」

結果だけでなく、そこに至るまでのプロセスや努力を認めることで、参加者は「自分たちの頑張りを理解してくれている」と感じます。

個人名を挙げて称賛する

効果的な個人名の使い方

「特に、営業部の佐藤さんがクライアントとの困難な交渉を粘り強く続けてくれたおかげで、契約を獲得できました。また、総務の田中さんが予算管理を徹底してくれたことで、コスト削減にも成功しました」

個人名を挙げて具体的に称賛することで、本人のモチベーションが上がるだけでなく、他のメンバーも「自分も認められたい」という向上心が芽生えます。

注意点:バランスを取る

特定の人だけを褒めすぎると、他のメンバーが疎外感を感じる可能性があります。
「代表して○○さんの名前を挙げましたが、皆さん一人ひとりに素晴らしい貢献がありました」とフォローを入れるか、複数名に触れることでバランスを取りましょう。

ポジティブな言葉で未来を語る

NG例:過去の苦労ばかりを強調

「本当に大変でしたね。辛かったと思います。苦労しましたね」

苦労を強調しすぎると、せっかくの慰労会が暗い雰囲気になってしまいます。

困難を乗り越えた達成感を強調

「厳しい状況でしたが、チーム一丸となって乗り越えることができました。この経験は、私たちの大きな財産になります。次のプロジェクトでも、この経験を活かして成功させましょう」

困難を乗り越えた達成感と、今後への期待を語ることで、前向きな雰囲気を作れます。

感情を込めた言葉を選ぶ

形式的な言葉

「ご協力いただき、感謝申し上げます」

これは正しい敬語ですが、やや形式的で距離を感じさせます。

感情を込めた言葉

「皆さんの協力がなければ、このプロジェクトは絶対に成功しませんでした。本当に、心から感謝しています」

「本当に」「心から」といった言葉を加えることで、感情が伝わりやすくなります。
また、「絶対に」という強い言葉で、感謝の気持ちの強さを表現できます。

相手の立場に立った言葉を選ぶ

上から目線の言葉

「よくやってくれました」「期待通りでした」

これらは評価しているようで、実は上から目線に聞こえる可能性があります。

対等な立場の言葉

「一緒に乗り越えられて本当に良かったです」「皆さんと一緒に働けて誇りに思います」

「一緒に」という言葉を使うことで、対等な立場で共に戦った仲間という意識が伝わります。

軽いユーモアで場を和ませる

自虐的なユーモア

「このプロジェクト、私も初めての経験で、正直何度も焦りました(笑)。でも、皆さんがフォローしてくれたおかげで、何とか乗り越えられました」

上司が自分の失敗や弱さを見せることで、親近感が生まれ、場が和みます。

共感を生むユーモア

「連日の残業で、家族に『最近顔を見てないね』と言われた人、手を挙げてください(笑)。本当にお疲れ様でした」

共通の経験をユーモアで語ることで、参加者との一体感が生まれます。
ただし、笑いを取ることが目的ではないため、無理に入れる必要はありません。

「ありがとう」を多様な表現で伝える

感謝の気持ちを伝える表現は「ありがとう」だけではありません。

「心から感謝しています」
「本当に助かりました」
「皆さんのおかげです」
「感謝の気持ちでいっぱいです」
「皆さんには頭が上がりません」

同じ「感謝」でも、表現を変えることで言葉に深みが出ます。
挨拶の中で複数の表現を使い分けると、単調にならず心に響きやすくなります。

【立場別】上司・幹事・主賓の挨拶例文

立場によって挨拶の内容やトーンは変わります。
それぞれの立場に応じた具体的な例文を紹介します。

上司(部長・課長)の開会挨拶

プロジェクト完了時の挨拶例

「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。○○プロジェクトの無事完了を祝して、この慰労会を開催させていただきました。
このプロジェクトは、当初から厳しい納期と限られた予算という困難な条件でしたが、皆さんの献身的な努力のおかげで、無事に完了することができました。特に、開発チームの山田さんをはじめとする皆さんが休日返上で対応してくれたこと、営業部の佐藤さんがクライアントとの調整に奔走してくれたこと、心から感謝しています。
今日はゆっくり楽しんで、明日からまた新たな気持ちで頑張りましょう。それでは、乾杯の音頭は○○さんにお願いいたします」

期末・年度末の挨拶例

「本日はお疲れ様です。今期も無事に終了することができ、この場を借りて皆さんの労をねぎらいたいと思います。
今期は予算削減という厳しい状況の中、皆さんが創意工夫を重ねてくれたおかげで、目標を達成することができました。一人ひとりの努力が、このチームの成果につながっています。本当にありがとうございました。
来期も引き続き、チーム一丸となって頑張っていきましょう。今日はゆっくり楽しんでください。それでは、乾杯!」

幹事の締めの挨拶

若手幹事の挨拶例

「皆さん、今日は楽しんでいただけましたでしょうか。幹事の○○です。
本日は、部長をはじめ、先輩方に温かいお言葉をいただき、ありがとうございました。このプロジェクトでは、私たち若手も多くのことを学ばせていただきました。先輩方のサポートがあったからこそ、無事に完了できたと思っています。改めて、皆様のご尽力に感謝いたします。今後とも、チーム一丸となって頑張っていきましょう。それでは、三本締めで締めたいと思います。よーお!」

中堅社員幹事の挨拶例

「そろそろお時間となりましたので、締めの挨拶をさせていただきます。
本日は、皆さんの笑顔が見られて、幹事として本当に嬉しく思います。このプロジェクトは大変でしたが、こうして皆さんと一緒に乗り越えられたことを誇りに思います。
改めて、皆様のこれまでのご尽力に心から感謝いたします。終電の時間もございますので、お気をつけてお帰りください。この後、二次会を予定している方は○○へお集まりください。それでは、一本締めでお願いします!」

主賓(社長・役員)の挨拶

経営層の激励の挨拶例

「本日は、○○部の皆さんの慰労会にお招きいただき、ありがとうございます。
今期、皆さんが達成した成果は、会社全体にとって非常に大きな意味を持ちます。厳しい市場環境の中、創意工夫を重ねて目標を達成してくれたこと、経営陣として深く感謝しています。
特に、○○プロジェクトでは、限られたリソースの中で最大限の成果を出してくれました。これは、一人ひとりの努力とチームワークの賜物です。
来期も、皆さんの力をお貸しください。引き続き、会社の成長を一緒に支えていきましょう。今日はゆっくり楽しんでください。ありがとうございました」

他部署責任者の挨拶例

「○○部の皆さん、お疲れ様です。△△部の部長の○○と申します。
今回のプロジェクトでは、私たちの部署も大変お世話になりました。特に、納期が厳しい中、柔軟に対応していただき、本当に助かりました。皆さんのプロフェッショナルな仕事ぶりに、心から敬意を表します。
今後も、部署を越えて協力し合いながら、会社全体の成長に貢献していきましょう。今日はゆっくり楽しんでください。ありがとうございました」

乾杯の音頭

簡潔な乾杯の挨拶例

「それでは、乾杯の音頭をとらせていただきます。
今回のプロジェクトは、皆さんの協力があったからこそ成功しました。この成果を祝して、そして今後のさらなる飛躍を願って、乾杯しましょう!
皆さん、グラスをお持ちください。○○プロジェクトの成功と、皆様の健康を祈って、乾杯!」

ユーモアを交えた乾杯の挨拶例

「乾杯の音頭をとらせていただきます。
このプロジェクト、本当に大変でしたね。連日の残業で、家に帰れない日もありました。私も妻に『会社に住んでるの?』と言われてしまいました(笑)。
でも、こうして無事に完了できたのは、皆さんのおかげです。今日は存分に飲んで、食べて、楽しみましょう! それでは、乾杯!」

例文を使う際のポイント

これらの例文は、そのまま使うのではなく、自分の言葉に置き換えて使うことが大切です。
具体的なプロジェクト名、メンバーの名前、実際のエピソードを盛り込むことで、より心に響く挨拶になります。
また、挨拶の長さは3〜5分程度を目安に、簡潔にまとめましょう。

まとめ


慰労会の挨拶は、参加者への感謝とねぎらいの気持ちを伝える大切な機会です。
上司、幹事、主賓など、立場によって伝えるべき内容は異なりますが、基本は感謝の気持ちを誠実に表現することです。

挨拶の内容は、簡潔にまとめながらも、具体的なエピソードを交えることで心に残るスピーチになります。
形式的な言葉で終わらせず、自分の言葉で語ることが大切です。

この記事で紹介した例文や構成のポイントを参考に、心のこもった慰労会の挨拶を届けてください。

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