「イベントのタイムスケジュール、どう組めばいいんだろう」
「時間通りに進まなくて慌てた経験がある」

イベントの成否を左右する重要な要素が、綿密なタイムスケジュールです。

タイムスケジュールは、イベント全体の流れを可視化し、スタッフ間で共有するための設計図です。

曖昧な計画のまま当日を迎えると、進行が遅れたり、予定がずれ込んだり、参加者を待たせてしまったりと、トラブルが起こりやすくなります。

この記事では、イベントをスムーズに進行させるタイムスケジュールの作り方から、時間配分のコツ、予備時間の設定方法、よくある失敗と対策まで、実践的なノウハウを詳しく解説します。

イベントタイムスケジュールの役割と作成時の基本項目


イベントを成功させるには、綿密なタイムスケジュールが欠かせません。
スケジュールの役割と、漏れなく記載すべき基本項目を解説します。

タイムスケジュールと進行表の違い

タイムスケジュール

イベント全体の時間配分を示したシンプルな表です。
「何時に何が行われるか」という時系列の流れを中心に記載します。

記載内容
  • 時刻
  • プログラム名
  • 所要時間
活用シーン
  • 参加者への案内
  • 関係者への概要説明
  • イベント全体の時間管理

進行表(進行台本)

タイムスケジュールよりも詳細な情報を含む運営用の資料です。「誰が」「どこで」「何をするのか」まで具体的に記載します。

記載内容
  • 時刻
  • プログラム名
  • 担当者
  • 場所
  • 具体的な動き
  • 必要な機材
  • 注意事項
活用シーン
  • 運営スタッフの役割分担
  • リハーサル
  • 当日の詳細な進行管理

漏れなく記載すべき必須項目

日時

イベントの開催日と開始・終了時刻を明記します。
受付開始時刻も忘れずに記載しましょう。

開催日:2026年3月15日(土)
受付開始:13:00
開会:13:30
閉会:17:00

場所・会場

イベント全体の会場名と、プログラムごとに使用する場所を記載します。
複数の会場を使用する場合は、特に詳細に記載することが重要です。

会場名:○○ホテル 3階 鳳凰の間
受付:1階エントランス
懇親会:2階 パーティールーム

担当者

各プログラムの担当者を明記します。
誰が何を担当するのかを明確にすることで、責任の所在がはっきりします。

司会:田中
開会挨拶:部長・山田
基調講演:外部講師・佐藤先生
受付:鈴木、高橋

プログラム内容と所要時間

各時間帯に何が行われるのか、開始時刻・終了時刻・所要時間を具体的に記載します。

13:30-13:40(10分) 開会の挨拶
13:40-14:20(40分) 基調講演
14:20-14:30(10分) 休憩

参加者用と運営スタッフ用の情報整理

参加者用タイムスケジュール


シンプルで見やすく、イベントの流れが一目で分かることを重視します。

記載する情報
  • 受付開始時刻
  • プログラムの開始・終了時刻
  • プログラム名とテーマ
  • 休憩時間
  • 懇親会の有無と時間
記載しない情報
  • 運営スタッフの動き
  • 機材の準備
  • 細かい注意事項

運営スタッフ用進行表


当日これ1枚あれば全体が把握できる詳細な資料にします。
スタッフ全員が同じ情報を持つことで、誰かが不在でも対応できる体制を作れます。

記載する情報
  • 参加者用の情報すべて
  • 各担当者の役割と動き
  • 使用する機材
  • 会場のレイアウト
  • トラブル発生時の対応
  • 連絡先(会場担当者、講演者など)

進行表作成の具体的な手順とスムーズに設計するコツ


効果的な進行表を作成するには、イベント全体を俯瞰し、各工程を論理的に組み立てる必要があります。
具体的な手順とコツを解説します。

開始・終了時間から逆算する方法

ステップ1:終了時刻を確定する

まず、イベントの終了時刻を決定します。
参加者の帰宅時間や会場の利用時間を考慮して設定しましょう。

例:17:00終了(会場利用は18:00まで)

ステップ2:必須プログラムをリストアップ

イベントで必ず行うプログラムと、それぞれの所要時間を書き出します。

  • 開会の挨拶:10分
  • 基調講演:40分
  • パネルディスカッション:60分
  • 質疑応答:20分
  • 閉会の挨拶:10分

ステップ3:休憩・移動時間を加える

プログラム間の休憩や、会場移動がある場合の時間を追加します。

  • 休憩(10分)×2回=20分
  • 会場移動:10分

ステップ4:逆算して開始時刻を決定

終了時刻から必要な時間を引いて、開始時刻を算出します。

17:00(終了)-(10+40+10+60+10+20+10)=15:00(開始時刻)

受付時間(30分)を加えると、受付開始は14:30となります。

主要フェーズごとの時間配分

受付

参加人数によって所要時間が変わります。

  • 50名以下:30分
  • 50〜100名:45分
  • 100名以上:60分

余裕を持った時間設定が重要です。

開演

開会の挨拶、来賓挨拶、趣旨説明などを含めて10〜15分程度が目安です。
長すぎると参加者が飽きてしまうため、簡潔にまとめましょう。

休憩

プログラムの合間に10〜15分の休憩を設けます。
2時間以上のイベントでは、最低1回は休憩を入れることが推奨されます。

撤収

イベント終了後、会場の原状復帰や機材の撤収に30〜60分程度必要です。
会場の利用時間を確認し、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

余裕のある時間設計のポイント

プログラム間に5〜10分のバッファを設ける

各プログラムの間に予備時間を設けることで、予定より長引いても調整できます。
特に質疑応答は時間調整に活用しやすいプログラムです。

移動・準備時間を明確に確保する

会場の移動、機材のセッティング、登壇者の入れ替えなど、目に見えにくい時間も必ずスケジュールに組み込みます。

  • 会場移動:5〜10分
  • 機材セッティング:5分
  • 登壇者の入れ替え:3〜5分

開始時刻に余裕を持たせる

受付開始から開演までに30分以上の余裕を持たせることで、遅刻者への対応や、事前準備の最終確認ができます。

イベントを成功に導くタイムスケジュールの精度を高めるポイント


タイムスケジュールは作成して終わりではありません。精度を高め、柔軟に対応できる仕組みを作ることが重要です。

バッファ設定で想定外に対応する

プログラムごとのバッファ

各プログラムの予定時間に対して、10〜20%の予備時間を設けます。

例:40分の講演 → 実際は45分まで許容

講演者が予定より長く話した場合でも、次のプログラムに影響を与えません。

調整可能なプログラムを用意する

質疑応答、休憩時間、フリーディスカッションなど、時間を伸縮できるプログラムを設けることで、全体の時間調整が容易になります。

撤収時間の余裕

会場の利用終了時刻より30分以上早く撤収を完了するスケジュールにします。
万が一イベントが延長しても、会場に迷惑をかけずに済みます。

スタッフ間の連携を円滑にする工夫

動線確認

運営スタッフ、登壇者、参加者それぞれの動線を事前に確認し、進行表に記載します。

  • 登壇者の控室から舞台への動線
  • 参加者の休憩時の動線
  • スタッフの機材運搬ルート

動線が交差する場合は、時間をずらすなどの調整が必要です。

役割分担の明文化

「誰が」「何時に」「何をするのか」を明確に記載します。

13:25 田中:講演者を控室から舞台袖へ誘導
13:30 鈴木:マイクテスト完了を確認
13:30 高橋:プロジェクター起動、スライド1枚目表示
具体的に記載することで、担当者が迷わず動けます。

連絡体制の確立

スタッフ間の連絡手段(トランシーバー、LINE グループなど)を事前に決め、進行表に記載しておきます。
トラブル発生時に誰に連絡すればいいかも明確にします。

リハーサルでの微調整

実際の時間を計測する

リハーサルでは、各プログラムの実際の所要時間をストップウォッチで計測します。
想定より時間がかかる場合は、内容を削るか、他のプログラムで調整します。

移動時間を実測する

控室から舞台まで、会場Aから会場Bまでなど、実際に歩いて移動時間を測ります。
思ったより時間がかかる場合は、スケジュールを修正します。

トラブルシミュレーション

「登壇者が遅刻したら」「機材が故障したら」など、想定されるトラブルをシミュレーションし、対応方法を進行表に追記します。

【ツール別】イベント管理に便利なスケジュール作成・共有方法

適切なツールを使うことで、タイムスケジュールの作成・共有・管理が格段に効率化します。
ツール別の活用方法を解説します。

ExcelやGoogleスプレッドシート

管理しやすい表の作り方

列の構成例
A列:時刻
B列:所要時間
C列:プログラム名
D列:担当者
E列:場所
F列:必要機材
G列:備考

時刻は「13:00」「13:10」のように10分刻みで記載すると見やすくなります。

色分けで視認性を高める

開会・閉会:青
講演・プレゼン:緑
休憩:黄色
撤収・準備:グレー

プログラムの種類ごとに色分けすることで、一目で全体の流れが把握できます。

計算式で終了時刻を自動算出

開始時刻と所要時間から、終了時刻を自動計算する式を入れておくと、時間変更があった際に全体が自動調整されて便利です。

スケジュール作成ツール・アプリ

Googleカレンダー

イベント全体を1つのカレンダーとして作成し、プログラムごとに予定を登録します。
スタッフ全員と共有することで、各自のスマホから確認できます。

Trello

タイムライン順にカードを並べることで、視覚的に分かりやすいスケジュールが作成できます。
担当者をカードにアサインすることで、役割分担も明確になります。

Notion

タイムスケジュール、進行表、連絡先リスト、チェックリストなど、イベント運営に必要な情報をすべて1つのページにまとめられます。
テンプレート機能を使えば、次回以降のイベントでも再利用できます。

camva

「canva」のテンプレートは無料あるいは一部有料で利用できますので、よければご活用ください。

共有と最新版管理のルール

共有のタイミング

  • 初版:イベント1ヶ月前
  • 修正版:イベント1週間前
  • 最終版:イベント3日前

修正するたびにバージョン番号(v1.0、v1.1など)を付けて共有します。

最新版の管理方法

クラウドストレージを活用

GoogleドライブやDropboxに保存し、常に最新版が参照できるようにします。
ファイルをダウンロードして各自で保存すると、古いバージョンが混在してしまうため避けましょう。

ファイル名に日付を入れる

「イベント進行表_20260315_v2.xlsx」のように、日付とバージョンをファイル名に入れることで、どれが最新か一目で分かります。

更新通知の徹底

スケジュールを更新したら、関係者全員に「更新しました」と通知します。
LINEグループやSlackなどで一斉通知することで、情報の共有漏れを防げます。

まとめ


イベントを成功させるには、綿密なタイムスケジュールの作成が欠かせません。
開始から終了までの流れを細かく設定し、各プログラムの所要時間を適切に配分することが大切です。
タイムスケジュール作成時は、余裕を持った時間配分を心がけ、予期せぬトラブルに備えてバッファを設けましょう。
また、スタッフ間で情報を共有し、役割分担を明確にしておくことでスムーズな進行が可能になります。

この記事で紹介したポイントやテンプレートを参考に、効果的なタイムスケジュールを作成してください。

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