「送別会のお店選び、絶対に失敗したくない」
「どんな基準で選べばいいんだろう」

大切な同僚や上司を送り出す送別会だからこそ、幹事としてのプレッシャーは相当なものです。

送別会は、主役にとって職場での最後の思い出となる特別な時間。お店選び一つで、感動的な会になるか、残念な結果に終わるかが決まります。

「料理が主役の好みに合わなかった」
「会場が狭くて窮屈だった」
「予算が合わず参加者から不満が出た」

こうした失敗は、すべて事前のチェック不足が原因です。

お店選びの難しさは、主役の好み、参加者の満足度、予算、アクセス、会場の雰囲気。これらすべてを両立させる必要があるところにあります。

どれか一つでも欠けると、誰かが不満を感じる結果になりかねません。

しかし、心配は無要です。送別会のお店選びには、押さえるべき明確なチェックポイントがあります。

このチェックリストに沿って確認していけば、主役にも参加者にも喜ばれる、失敗しないお店選びができるのです。
この記事では、送別会の幹事が必ず確認すべきチェックリストを項目別に詳しく解説します。

送別会のお店選びをスムーズにする日程調整


送別会のお店選びは日程が決まってからが基本ですが、実際には日程調整とお店選びを並行して進めることが成功の鍵です。
ここでは、スムーズに日程を決めてお店を押さえるための実践的な方法を解説します。

日程調整の基本ステップ

送別会の開催時期を決める

まず、主役の退職日や異動日から逆算して、送別会の候補時期を決めましょう。理想的なタイミングは、退職・異動の1〜2週間前です。あまり早すぎると実感が湧かず、直前すぎると引き継ぎや荷物整理で慌ただしくなります。
最終出社日の前々週の金曜日や、前週の水曜日・木曜日あたりが狙い目です。金曜日は週末前でリラックスムードになりやすく、水・木曜日は比較的お店が空いている可能性が高くなります。

主役の予定を最優先で確認

何よりもまず、主役の都合を聞きましょう。「○月の第○週あたりで送別会を考えているのですが、ご都合いかがですか?」と複数の候補日を提示します。この時点で3〜4つの候補日を用意しておくと、調整がスムーズです。
主役が「どの日でも大丈夫です」と言っても、家族の予定や引っ越し準備などがあるはずなので、できれば第一希望を聞いておきましょう。

参加者の人数を把握する

コア参加者をリストアップ

上司、直属の同僚、親しい先輩後輩など、必ず参加してほしい人をリストアップします。この「コア参加者」の都合を優先的に確認することで、日程の精度が上がります。
全員の都合を聞いてから日程を決めようとすると、いつまでも決まりません。
一般的に、送別会の参加率は7〜8割程度です。10人に声をかけたら7〜8人が参加すると想定して、お店の規模を考えましょう。

調整ツールを活用する


LINEのグループ投票機能、調整さんなどの日程調整ツールを使えば、効率的に参加可能日を集められます。
ただし、選択肢は3〜4日程度に絞ることがポイントです。あまり多くの選択肢を提示すると、かえって回答率が下がります。

「○月15日(金)、17日(日)、22日(金)、24日(日)のいずれかで開催予定です。参加可能な日にチェックをお願いします」と具体的に提示しましょう。

日程とお店選びの並行作業

仮予約を活用する

金曜日など人気の日程は1〜2週間前には満席になることも珍しくありません。
日程が完全に確定する前に、候補日で「仮予約」をしておくのが賢い方法です。

お店に電話して「送別会を予定しているのですが、日程が○日と△日で迷っています。両日とも仮で押さえることは可能でしょうか?」と相談しましょう。
多くのお店は2〜3日程度なら仮予約に対応してくれます。ただし、必ず「○日までに確定します」と期限を伝えることがマナーです。

早めの本予約に切り替える

日程調整ツールで回答が集まったら、速やかに本予約に切り替えましょう。
「まだ全員の回答が揃っていない」と待っていると、お店を逃してしまいます。
コア参加者の都合が合う日が明確になった時点で本予約し、それ以外の日の仮予約はキャンセルします。

人数変動への対応

予約時に変更可能範囲を確認

「現時点で12名の予定ですが、最終的に10〜15名の範囲で変動する可能性があります」とお店に伝えておきましょう。
多くのお店は、予約人数の±2〜3名程度の変動には柔軟に対応してくれます。

人数変更の最終期限も必ず確認します。「前日の18時まで」「2日前まで」など、お店によってルールが異なります。
この期限を参加者にも共有し、「○日までに出欠を確定してください」と明確に伝えましょう。

ギリギリまで待たない

「全員の返事が来てから予約する」と考えると、良いお店は埋まってしまいます。
参加確定者が7〜8割集まった時点で予約し、残りの人には「すでに予約済みです。参加できますか?」と聞く方がスムーズです。

候補日の決め方のコツ

避けるべき日程

□ 月末・月初(決算処理や月次業務で忙しい)
□ 大型連休の直前・直後(旅行予定が入りやすい)
□ 給料日前(金欠の人が参加しにくい)
□ 全社イベントや重要会議と重なる日

逆に、給料日直後の週末や、比較的業務が落ち着く水曜・木曜日は参加率が高くなる傾向があります。

複数パターンを用意する

「平日夜」と「週末昼」など、異なるパターンを用意すると参加しやすくなります。
子育て中の人は週末昼の方が参加しやすく、独身の若手は平日夜でも問題ないことが多いです。
主役や参加者の属性を考えて、柔軟にパターンを設定しましょう。

お店への連絡で伝えるべきこと

予約時の必須情報

電話やネット予約で以下を明確に伝えましょう。

□ 送別会であること
□ 予約日時(候補が複数あれば全て伝える)
□ 予定人数と変動範囲
□ 予算(一人当たり○円、飲み放題込みなど)
□ 個室希望の有無
□ 人数確定の期限

「送別会です」と伝えることで、お店側もサービスやサプライズに協力してくれることがあります。

確認事項のメモ

予約が完了したら、以下をメモしておきましょう。

□ 予約番号または予約者名
□ お店の電話番号
□ 人数変更・キャンセルの期限
□ 当日の担当者名(分かれば)

参加者への連絡方法

確定情報の共有

日程とお店が決まったら、速やかに参加者全員に連絡します。

【送る情報】
・開催日時(曜日も明記)
・お店の名前と住所(Googleマップのリンクも添付)
・最寄り駅と所要時間
・会費(確定していれば)
・服装(カジュアルOKか、ビジネスカジュアルか)
・出欠の最終期限

「○月15日(金)19時から、駅前の『居酒屋○○』で佐藤さんの送別会を開催します。会費は5,000円程度の予定です。出欠を○日までにご連絡ください」とシンプルに伝えましょう。
日程調整とお店選びを並行して進めることで、スムーズに送別会の準備が整います。早めの行動が成功の鍵です。

送別会のお店選びで確認必須のチェックリスト


送別会を成功させるには、お店選びが重要です。参加者全員が快適に過ごせる会場を選ぶために、事前に確認すべきポイントをチェックリスト形式でまとめました。予約前に必ず確認しましょう。

基本情報の確認

収容人数と席のタイプ

□ 参加予定人数が確実に座れる広さがあるか
□ 個室または半個室が利用できるか(プライベート感が欲しい場合)

予算設定

□ コース料理の内容は予算に見合っているか
□ 飲み放題の時間と種類は十分か
□ サービス料や席料などの追加費用はないか
□ キャンセル料の規定を確認したか

アクセスと立地

会社・駅からの距離

□ 会社から近すぎず、遠すぎない場所か(徒歩10〜15分程度が理想)
□ 分かりやすい場所にあるか(初めて行く人でも迷わないか)
□ 雨天時でも移動しやすいか

仕事終わりに直行する送別会が多いため、会社から近い場所が便利です。ただし、あまりに近すぎると仕事モードが抜けないこともあるため、適度な距離感が重要です。

料理とドリンク

メニューの多様性

□ 苦手な食材がある人への配慮が可能か
□ アレルギー対応ができるか
□ ボリュームは十分か(品数、量ともに)

参加者の年齢層や好みに合わせた料理選びが大切です。若手中心なら肉料理やボリューム重視、年配者が多いなら上品な和食や量より質を重視するなど、柔軟に選びましょう。

飲み放題の内容

□ ビール、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなど種類は豊富か
□ ソフトドリンクの種類も充実しているか(飲めない人への配慮)
□ 追加注文の対応がスムーズか
□ ラストオーダーの時間は明確か

設備とサービス

送別会に必要な設備

□ マイクやスピーカーは使えるか(挨拶や乾杯に便利)
□ プロジェクターやスクリーンがあるか(スライドや動画上映する場合)
□ 花束や記念品を事前に預かってもらえるか
□ 写真撮影が自由にできるか

送別会では、思い出の写真をスライドショーで流したり、花束贈呈をしたりする場合があります。そうした演出が可能か、事前に確認しておきましょう。

サービスの質

□ スタッフの対応は丁寧か(電話応対で判断できる)
□ 貸切や半貸切で周囲を気にせず盛り上がれるか
□ クレジットカード払いは可能か(幹事の立て替え負担軽減)

予約時の確認事項

変更・キャンセル規定

□ 人数変更は何日前まで可能か
□ キャンセル料はいつから発生するか
□ 当日の人数減少にどう対応してもらえるか

送別会は急な欠席が出やすいイベントです。人数変更の柔軟性が高いお店を選ぶと、幹事の負担が軽減されます。

特別な要望の確認

□ 送別会であることを伝えたか
□ メッセージ入りのデザートプレートは可能か
□ 花束の保管や贈呈タイミングの相談ができるか
□ 記念撮影のサポートをしてもらえるか

最終チェック

予約が完了したら、以下を再確認しましょう。

□ 予約日時と人数は正しいか
□ コース内容と金額に間違いはないか
□ お店の電話番号と住所をメモしたか
□ 参加者に店名、住所、集合時間を共有したか
□ 当日の連絡先(お店と参加者)を控えたか

このチェックリストを活用することで、送別会のお店選びで失敗するリスクを大幅に減らせます。主役が心から喜べる、思い出に残る送別会を実現しましょう。

まとめ


送別会のお店選びは、主役への感謝の気持ちを形にする大切な準備です。参加人数、予算、主役の好みなど、基本的なポイントを押さえておけば、失敗のないお店選びができます。
会場の雰囲気やアクセスの良さ、個室の有無、料理の内容など、細部にまで気を配ることで、参加者全員が快適に過ごせます。また、予約時には人数変更の可否やキャンセルポリシーも確認しておくと安心です。
完璧なお店を探すよりも、主役が喜び、参加者みんなが楽しめる場所を選ぶことを最優先に考えましょう。お店選びに迷ったときは、主役の好みや思い出の場所を基準にすると決めやすくなります。
この記事で紹介したチェックリストを参考に、心に残る送別会のお店を選んでください。

東京都内の送別会はサンシャインクルーズ・クルーズがオススメ

1.店内13の個室会場完備だから人数規模に合わせて同窓会の開催可能

池袋・サンシャイン60ビル・58階にあるサンシャインクルーズ・クルーズは、大小合わせて13の会場があり、人数に合わせて会場希望を変更できるのが特徴です。
周年の同窓会のように大規模なパーティーが、地上210mの絶景と共に参加者皆様にお楽しみいただけます。
パーティープランナーがそれぞれのお客様に合った会場をご提案いたしますので、規模を問わず気軽に相談いただけます。

2. 駅近で、さらに首都高速やエアポートリムジンなど、アクセスが充実

全国的にも有名な商業施設であるサンシャインシティ内に位置し、各種交通機関でのアクセスが簡単なので、地方から参加される方も安心です。
巨大なターミナル駅である池袋駅からのご案内動画もあるので、幹事様のルート案内の負担が軽減されます。
サンシャインシティ内にあるサンシャインシティプリンスホテルとも宿泊提携サービスもあり遠方からの参加者にも安心です。

3. ホテルの宴会場レベルの充実設備と豊富なオプションをご用意

着席最大350名、立食最大500名まで収容可能な地上210mの大会場は、スクリーン・プロジェクターが5台、ワイヤレスマイク4本、ミキサーやスイッチャー、照明切替装置など、様々な設備をご用意しています。
今までホテルで開催してきた同窓会を当店に変更いただいても、スムーズな開催が可能です。
ステージ上を撮影し、会場内に映像配信できるカメラは特に人気の設備です。設備のほとんどは会場費の中に使用料金が含まれるので料金面も安心です。

関連記事