歓迎会が終わった翌日、「お礼のメールって送るべき?」「何を書けばいいんだろう」と悩んでいませんか?
実は、歓迎会後のお礼メールは、新しい職場での印象を決定づける重要なアクションです。歓迎会への参加だけで満足していては、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
翌日の朝にきちんとお礼を伝えることで、「礼儀正しい」「コミュニケーション能力が高い」という好印象を確実なものにできるのです。
この記事では、歓迎会後のお礼メールの基本から、相手別・状況別のコピペですぐ使える例文まで、実践的なノウハウを詳しくご紹介します。
歓迎会のお礼メールを送るべきタイミングと相手

歓迎会に参加した後は、お礼のメールを送ることがビジネスマナーです。
ここでは、お礼メールを送る適切なタイミングと、誰に送るべきかを具体的に解説します。
お礼メールを送るタイミング
基本は翌営業日の午前中
歓迎会のお礼メールは、翌営業日の午前中(9時〜12時頃)に送るのが理想的です。記憶が新鮮なうちに感謝を伝えることで、誠意が伝わりやすくなります。
金曜日の夜に歓迎会があった場合は、月曜日の朝一番に送りましょう。週末を挟んでも、月曜の午前中なら遅すぎるということはありません。
当日の深夜は避ける
歓迎会から帰宅後すぐに送りたい気持ちもありますが、深夜(22時以降)のメールは相手の通知を鳴らしてしまう可能性があるため避けましょう。
どうしても当日に送りたい場合は、予約送信機能を使って翌朝9時以降に届くよう設定します。
遅くとも2日以内には送る
理想は翌日ですが、遅くとも歓迎会から2日以内には送りましょう。それ以上遅れると、「お礼を忘れていた」という印象を与えかねません。
やむを得ず遅れた場合は、「お礼が遅くなり申し訳ございません」と一言添えます。
お礼メールを送るべき相手
歓迎会の幹事・主催者
会を企画し、準備してくれた幹事には必ずお礼を送ります。お店の手配や参加者への連絡など、見えない労力がかかっているため、丁寧に感謝を伝えましょう。
直属の上司
配属部署の上司には、必ずお礼メールを送ります。
歓迎会の費用を負担してくれたり、時間を割いて参加してくれたりしているため、感謝の気持ちを表しましょう。
挨拶をしてくれた役員や部長
歓迎会で挨拶やスピーチをしてくれた役員や部長にも、お礼を伝えます。忙しい中、時間を作って参加してくれたことへの感謝を示しましょう。
送り方のパターン
パターン1:個別に複数のメールを送る
幹事、上司、役員など、立場が異なる相手には個別にメールを送ります。それぞれの立場に応じた内容で、感謝の気持ちを伝えましょう。
【デメリット】複数のメールを作成する手間がかかる
パターン2:関係者をまとめて送る
幹事と上司など、複数の相手をToやCCに入れて、一つのメールで送る方法もあります。
【デメリット】個別の感謝が伝わりにくい
どちらを選ぶかは、会社の文化や関係性によって判断しましょう。迷った場合は、個別に送る方が丁寧です。
パターン3:メール+口頭
メールでお礼を送るだけでなく、出社時に直接顔を合わせた際に口頭でも「昨日はありがとうございました」と伝えます。
【デメリット】特になし(最も推奨される方法)
メールは記録として残り、口頭は温かみが伝わります。両方を組み合わせることで、最も好印象を与えられます。
注意すべきポイント
全員に同じ内容を送らない
複数の相手にお礼メールを送る場合、コピー&ペーストで全員に同じ内容を送るのは避けましょう。相手の立場や、歓迎会での会話内容に応じて、少しずつカスタマイズすることが大切です。
「部長のお話が特に印象的でした」「課長の温かいお言葉に励まされました」など、個別の要素を入れることで、心のこもったお礼になります。
長すぎるメールは避ける
お礼メールは、簡潔で読みやすい長さにまとめましょう。歓迎会の全ての出来事を詳細に書く必要はありません。
感謝の気持ちと、印象に残ったエピソードを1〜2点に絞って伝えれば十分です。
返信を期待しない
お礼メールに対して、相手から返信がなくても気にする必要はありません。お礼メールは一方的に感謝を伝えるものであり、返信を求めるものではありません。
「ご返信は不要です」とまで書く必要はありませんが、返信がなくても失礼ではないことを理解しておきましょう。
感謝が伝わるメールの基本構成とポイント

歓迎会のお礼メールは、ただ「ありがとうございました」と書くだけでは心に響きません。
ここでは、感謝が確実に伝わるメールの構成と、印象に残るポイントを解説します。
お礼メールの基本構成
1. 件名
件名は簡潔に、一目で内容が分かるようにします。
・昨日の歓迎会のお礼
・歓迎会のお礼(営業部 山田)
・新入社員歓迎会のお礼
・ありがとうございました
・お礼
・昨日は楽しかったです
件名が曖昧だと、メールが埋もれてしまったり、開封されなかったりする可能性があります。
2. 宛名
相手の部署名、役職、名前を正確に書きます。
○○部長
営業部 △△課長
人事部 □□様
複数人に送る場合は、役職が高い順に並べます。
3. 挨拶と名乗り
「お疲れ様です」または「お世話になっております」から始め、自分が誰かを明確にします。
新入社員の山田太郎です。
まだ名前を覚えてもらっていない可能性があるため、「新入社員の」と付け加えると親切です。
4. お礼の主文
これがメールの核となる部分です。以下の要素を含めます。
「昨日は歓迎会を開催していただき、誠にありがとうございました」
◆具体的なエピソードや印象
「部長から直接お話を伺うことができ、大変勉強になりました」
「先輩方と親しくお話しでき、これからの仕事がより楽しみになりました」
◆今後の意気込み
「温かく迎えていただき、一日も早く戦力になりたいという思いが強くなりました」
5. 締めの言葉
改めて感謝を述べ、今後の指導をお願いします。
「今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします」
6. 署名
必ず署名を入れます。
山田 太郎(やまだ たろう)
○○株式会社 営業部
TEL: 03-XXXX-XXXX
E-mail: yamada@example.com
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感謝が伝わる5つのポイント
ポイント1:具体的なエピソードを入れる
「昨日は楽しかったです。ありがとうございました」
【具体的な例】
「課長から伺った『最初の3ヶ月が大切』というお言葉が、特に印象に残りました。その言葉を胸に、日々の業務に取り組んでまいります」
具体的なエピソードを入れることで、形式的なお礼ではなく、心からの感謝だと伝わります。
ポイント2:相手の労力に触れる
「皆様のお心遣いで、とても温かい雰囲気の会となりました」
幹事や主催者の見えない努力に触れることで、相手は「分かってくれているんだ」と嬉しく感じます。
ポイント3:自分の気持ちの変化を伝える
「温かく迎えていただき、この会社で頑張ろうという思いが一層強くなりました」
「先輩方の仕事への姿勢を伺い、自分も早く成長したいと感じました」
歓迎会を通じて、自分の中でどんな変化があったかを伝えると、「開催してよかった」と思ってもらえます。
ポイント4:未来につながる言葉を添える
「またお話を伺える機会を楽しみにしております」
「一日も早く皆様のお力になれるよう、精一杯努力します」
過去の感謝だけでなく、これからの関係性にも触れることで、前向きな印象を与えます。
ポイント5:簡潔にまとめる
感謝の気持ちが強いあまり、長文になりすぎないよう注意します。
理想的な長さは、200〜300文字程度。読みやすく、要点が明確なメールが好まれます。
ダラダラと長いメールは、読む側の負担になります。簡潔でも、心がこもっていれば十分伝わります。
上司・同僚・幹事それぞれへの例文テンプレート

歓迎会のお礼メールは、送る相手によって内容や表現を変える必要があります。
ここでは、上司、同僚、幹事それぞれに送る際の具体的な例文テンプレートをご紹介します。
上司(部長・課長)へのお礼メール
基本テンプレート
件名:昨日の歓迎会のお礼
○○部長
お疲れ様です。
新入社員の山田太郎です。
昨日は、新入社員歓迎会にご出席いただき、誠にありがとうございました。
部長から直接お話を伺うことができ、大変光栄でした。特に「失敗を恐れず、まずは挑戦することが大切」というお言葉が心に残っております。その精神を忘れず、日々の業務に取り組んでまいります。
温かく迎えていただき、一日も早く戦力となれるよう頑張りたいという思いが一層強くなりました。
まだまだ未熟ではございますが、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。
(以下署名)
スピーチがあった場合
件名:昨日の歓迎会のお礼
○○課長
お疲れ様です。
新入社員の佐藤花子です。
昨日は歓迎会を開催していただき、誠にありがとうございました。
課長のご挨拶で伺いました「お客様の立場で考える」という言葉が、特に印象に残りました。営業として、常にその視点を持ち続けることの大切さを実感いたしました。
皆様から温かく迎えていただき、不安よりも期待の方が大きくなりました。一日も早く信頼される営業担当になれるよう、精一杯努力してまいります。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
(以下署名)
直属の上司へのお礼
件名:歓迎会のお礼
○○課長
お疲れ様です。
営業一課の鈴木一郎です。
昨日は、お忙しい中、歓迎会にご出席いただき、誠にありがとうございました。
課長から直接、業務の進め方や心構えについてお話を伺うことができ、大変勉強になりました。特に「報告・連絡・相談を徹底すること」の重要性を改めて認識いたしました。
これから課長のもとで働かせていただく中で、分からないことも多々あるかと思いますが、積極的に学び、早期に戦力となれるよう努めてまいります。
ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、何卒ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
(以下署名)
同僚・先輩へのお礼メール
基本テンプレート
件名:昨日の歓迎会のお礼
○○さん
お疲れ様です。
新入社員の高橋美咲です。
昨日は歓迎会にご参加いただき、ありがとうございました。
○○さんとお話しできて、とても楽しかったです。業務のことだけでなく、趣味の話でも盛り上がれて嬉しかったです。同じランニング好きということで、いつか一緒に走れたら嬉しいです。
仕事ではまだまだ分からないことばかりですが、○○さんのように丁寧に仕事をこなせるよう、頑張ります。これからいろいろ教えてください。
今後ともよろしくお願いします!
(以下署名)
親しく話せた先輩への例
件名:昨日はありがとうございました
田中さん
お疲れ様です。
新入社員の伊藤大輔です。
昨日は歓迎会で、いろいろなお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
田中さんの「最初は誰でも失敗するから、恐れずにやってみることが大事」という言葉に、とても励まされました。不安もありましたが、前向きに頑張ろうという気持ちになれました。
困った時は相談に乗っていただけると嬉しいです。早く一人前になれるよう、精一杯頑張ります。
これからよろしくお願いします!
(以下署名)
幹事へのお礼メール
基本テンプレート
件名:昨日の歓迎会のお礼
○○さん
お疲れ様です。
新入社員の佐藤花子です。
昨日は、素敵な歓迎会を企画・準備していただき、本当にありがとうございました。
お忙しい中、会場の手配や当日の進行など、細やかにご対応いただいたおかげで、とても楽しく温かい時間を過ごすことができました。○○さんのお心遣いに、心から感謝しております。
皆様と親しくなれる良い機会となり、これからの仕事への期待が一層高まりました。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
(以下署名)
複数の幹事がいる場合
件名:歓迎会のお礼
人事部 ○○様
営業部 △△様
お疲れ様です。
新入社員の高橋美咲です。
昨日は、新入社員歓迎会の企画・運営、誠にありがとうございました。
お二人が準備してくださったおかげで、とても和やかで楽しい会となりました。会場の雰囲気も素晴らしく、お料理も美味しく、細部まで配慮していただいたことが伝わってきました。
皆様と親しくお話しできる貴重な機会をいただき、心から感謝しております。これからの仕事への意欲が一層高まりました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
(以下署名)
まとめ

歓迎会の後にお礼メールを送ることは、社会人としての基本的なマナーです。メールを送る際は、できるだけ早く、具体的なエピソードを交えて送ることがポイントです。
件名は分かりやすく、本文は簡潔にまとめながらも、心からの感謝が伝わる内容を心がけましょう。会場の雰囲気や料理、先輩方との会話など、印象に残ったことを具体的に書くことで、より気持ちが伝わります。
幹事や上司、先輩など、送る相手によって文面を使い分けることも大切です。形式的なメールではなく、自分の言葉で感謝の気持ちを表現しましょう。
この記事で紹介した例文やポイントを参考に、心のこもったお礼メールを送ってください。
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