謝恩会を盛り上げるため「出し物は何にしよう?」「どんな余興がある?」とお悩みでしたら、ぜひ本記事をご活用ください。
本記事では、謝恩会の出し物・余興におすすめのアイデアをご紹介。幼稚園から大学までの幅広い謝恩会に対応しています。
それぞれのポイントや手順、関連動画などを参考に謝恩会までの準備にお役立てください。
謝恩会を盛り上げる出し物・余興のポイント3つ
謝恩会の出し物・余興を企画するときは3つのポイントを押さえましょう。
- 卒業生の年代に合ったもの
- 感動が共有できるもの
- 適切な時間で披露できるもの
それぞれ簡単に解説します。
卒業生の年代に合ったもの
謝恩会の出し物・余興は卒業生の年代に合わせましょう。たとえば園児や小学生に難しいプログラムを用意すると練習に時間がかかったり、完成度が下がったりします。
一方で、高校生や大学生が幼稚なプログラムを披露すると悪ふざけに見えてしまう可能性もあります。トレンドや好みで選ぶのではなく、年代に合ったもので感謝を伝えるのが大切です。
感動が共有できるもの
謝恩会の出し物・余興では「涙をさそう」「別れを惜しむ」「旅立ちを告げる」といったテーマで感動を共有しましょう。
恩師への感謝や学校での思い出、新たな門出への希望などが伝えられるメッセージ性の高いプログラムを選ぶと謝恩会を感動的にできます。
適切な時間で披露できるもの
一般的に謝恩会が2~3時間で開催される中、出し物・余興に充てられるのは15~30分程度です。ひとつのプログラムが長すぎると感動が伝わりづらくなり、逆に短すぎると感動が生まれにくくなります。
出し物・余興を感動的なものにするため、プログラムに応じた時間配分を設定しましょう。
謝恩会の出し物・余興|おすすめアイデア10選
ここでは、謝恩会の出し物・余興にぴったりなアイデアを紹介します。おすすめの対象年代や感動的にするポイントなどを参考にしながら企画してください。
- スケッチブックリレー
- スライドショー
- 先生あるあるクイズ大会
- ダンス
- 合唱
- 合奏
- 先生モノマネ大会
- 似顔絵付きの感謝状
- 巨大クラッカー
- 花束贈呈
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スケッチブックリレー
スケッチブックにメッセージを書いて順番に発表していく出し物です。謝恩会の規模によっては卒業生全員での参加も可能。ひとつの長い手紙のような文章を分割してリレーしていくのもおすすめ。
~おすすめの年代~
- 大学生、専門学校生
- 高校性
- 中学生
- 小学生
- 幼稚園児
~感動的にするポイント~
- その場で披露すると気持ちが伝わりやすい。
- サプライズ映像にして流すと参加者も視聴できる。
- 卒業ソングをBGMにするとメッセージ性が上がる。
スライドショー
先生や卒業生、学校の様子を写真に撮ってつなげるだけのスライドショー。データを保存ツールに移しておけば先生にプレゼントもできます。
~おすすめの年代~
- 大学生、専門学校生
- 高校性
- 中学生
- 小学生
- 幼稚園児
~手順~
- スマホやデジカメで写真を撮る。
- スマホやパソコンで画像をつなげる。
- コメントやBGMを付け加える。
~感動的にするポイント~
- 先生への感謝をメッセージにして伝える。
- 卒業生全員がスライドに登場できるようにする。
- ラストに向かって感動が高まるよう構成する。
- 会場では大きめの音でBGMが聞こえるようにする。
- 花束贈呈とともに謝恩会を締めくくる。
スライドショーの作成に便利なソフトはこちらをどうぞ。「Windows」と「Mac」のどちらにも対応しており、誰でも簡単にプロ並みのスライドショーが作れます。
もし「時間がない」「デジタル機器は苦手」「クォリティにこだわりたい」という場合はプロのクリエーターに依頼してはどうでしょうか。予算や仕上がりなど、希望に合ったクリエーターとのマッチングをサポートしてくれるサイトはこちらです。
先生あるあるクイズ大会
先生にまつわるクイズ大会なら全員が参加できます。チーム対抗にしたり、勝ち抜き戦にしたり、人数や年代に合わせて競い方を工夫しましょう。
~おすすめの年代~
-
- 専門学校生
- 高校性
- 中学生
- 小学生
- 幼稚園児
~感動的にするポイント~
- 先生の子どもの頃の写真を何枚か使って「誰か」を当てる。
- 先生の特技を出題し、実際に先生から披露してもらう。
- 対象年代と同じ年頃の先生の成績表から出題する。
ダンス
卒業生が一体になって披露するダンスは謝恩会を華やかに盛り上げます。卒業生にとっては練習を重ねるたびに友だちとの連帯が深まり、本番を終えると感動があふれるはず。卒業生たちの「がんばり」に先生も胸を熱くするでしょう。
~感動的にするポイント~
- しっかり練習して完成度を上げる。
- 明るく楽しく表情豊かに踊る。
- 最後に全員で「○○先生、ありがとうございました!」とお礼を述べる。
キュン/日向坂46
卒業シーズンの切なさと新生活への希望があふれるようなメロディが特徴。振り付けの難易度は高くないため小学生以上におすすめです。全員で衣装や髪飾りなどのアイテムをそろえても盛り上がるでしょう。
~おすすめの年代~
- 大学生、専門学校生
- 高校性
- 中学生
- 小学生
ありがとうの花
幼児向け番組で人気の歌なら園児たちも大喜び。スローテンポで振り付けも覚えやすいので、謝恩会当日は練習の成果が発揮できるでしょう。
~おすすめの年代~
- 幼稚園児
合唱
謝恩会には「感謝」「別れ」「旅立ち」をテーマにした歌がぴったり。卒業生全員の思いをひとつにするような楽曲で惜別の気持ちを歌い上げましょう。
~感動的にするポイント~
- しっかり練習して完成度を上げる。
- スライドショーを使用する。
- 最後に全員で「○○先生、ありがとうございました!」とお礼を述べる。
3月9日/レミオロメン
卒業ソングの定番曲。しっとりしながらも力強さのあるメロディと恩師を尊ぶような歌詞は先生の涙をさそうでしょう。サビ部分の声量を大きくするのもおすすめ。
~おすすめの年代~
- 大学生、専門学校生
- 高校生
- 中学生
- 小学生
ありがとう・さようなら
幼児向け番組でおなじみのお別れソング。たとえば園児たち全員で手をつないだり、簡単な振り付けを加えたりしてかわいく歌ってもらいましょう。
~おすすめの年代~
- 幼稚園児
合奏
いろいろな楽器を使って卒業ソングを演奏しましょう。
~感動的にするポイント~
- しっかり練習して完成度を上げる。
- スライドショーを使用する。
- 感謝状や花束贈呈と演出を合わせる。
さくら/ 森山直太朗
ハイトーンボイスでの独唱が魅力的な卒業ソングです。歌の上手な卒業生が独唱を添えるのも「あり」でしょう。合奏にした場合のイメージは以下の動画を参考にしてください。
使う楽器によって味わいが変わるため、ハーモニカや鍵盤ハーモニカ、リコーダー、アルトサックス、フルート、木琴など年代に合った楽器を用いてオリジナリティあふれる演奏を披露しましょう。
~おすすめの年代~
- 大学生、専門学校生
- 高校生
- 中学生
- 小学生
先生モノマネ大会
先生への感謝をモノマネにして楽しく伝えるのもおすすめ。先生の口癖や身ぶり手ぶりを真似て「どれだけ先生を見ているか」敬意をもって伝えましょう。
~おすすめの年代~
- 専門学校生
- 高校生
- 中学生
- 小学生
~感動的にするポイント~
- たくさんの参加者を募って「選手権」のように盛り上げる。
- 先生に審査員になってもらって優勝者を決める。
- 先生と優勝者で最後は共演して会場を沸かせる。
- 恥ずかしがらず先生になりきってモノマネを披露する。
- 司会が上手に盛り上げて参加者の緊張をほぐす。
似顔絵付きの感謝状
先生への「ありがとう」を似顔絵付きの感謝状で伝えてはどうでしょう。受け取った先生にとっては現物としても長く思い出に残る感動的な演出です。
~おすすめの年代~
- 大学生、専門学校生
- 高校生
- 中学生
- 小学生
- 幼稚園児
すべての年代におすすめですが、作成方法はさまざま。
~作成方法の例~
- 写真をもとに手書きする。
- ギフトショップにオーダーする。
- 似顔絵アプリを活用する。App Store/Google Play
- マッチングアプリを使ってクリエーターに依頼する。
~感動的にするポイント~
- 感謝状のメッセージを先生の前で読み上げて渡す。
- 感謝が伝わるBGMを流しながら進行する。
- 花束贈呈とともに謝恩会を締めくくる。
巨大クラッカー
出典:株式会社 フジカ
謝恩会を華やかに盛り上げるのが巨大クラッカーです。出し物・余興のクライマックスにぶっ放すとインパクト大。事前に会場での使用許可を取っておきましょう。
~おすすめの年代~
- 大学生、専門学校生
- 高校生
~感動的にするポイント~
- 効果音とともに盛り上げる。
- 開会や閉会のタイミングでの使用もあり。
巨大クラッカーについての詳細はこちらをどうぞ。
花束贈呈
謝恩会の締めくくりは花束贈呈で先生に感謝を伝えましょう。
~おすすめの年代~
- 大学生、専門学校生
- 高校生
- 中学生
- 小学生
- 幼稚園児
~感動的にするポイント~
- BGMに卒業ソングを流す。
- 手紙や寄せ書きを添える。
- 謝恩会にふさわしい花言葉の花を選ぶ。
*感謝……ピンクのバラ、レースフラワー、カンパニュラ
*尊敬…紫のバラ
*心からの尊敬……白いバラ
*また会う日を楽しみに……ネリネ
まとめ
謝恩会を出し物・余興で盛り上げるなら3つのポイントを押さえましょう。
- 卒業生の年代に合ったもの。
- 感動が共有できるもの。
- 適切な時間で披露できるもの。
ふさわしい出し物・余興で恩師に感謝を伝えたり、友だちとの別れを惜しんだり、新たな旅立ちを告げたり、メッセージ性にこだわると感動的な謝恩会が開催できます。
感動をさそうため出し物・余興の完成度を上げることも大切です。しっかりと練習や打ち合わせをして当日は最高の状態で成果を披露しましょう。
ぜひ、本記事で紹介したアイデアを参考に企画して、謝恩会を思い出深いものにしてください。