「オンラインイベントを開催するにあたって、デメリットが気になる。」
こんな方向けに、オンラインイベントのメリット・デメリットをまとめ、デメリットの解決策も紹介します。
オンラインイベントのデメリットを知って、ぜひ成功につなげてください。
オンラインイベントのデメリットは?
オンラインイベントの開催を検討するにあたって気になるのはデメリット。
オンラインイベントのデメリットは次の4つが考えられます。
✅オンラインイベントのデメリット
- 参加者同士のコミュニケーションが難しい
- 配信ツールやオンライン接続のノウハウが必要
- 参加者が飽きないようにする工夫が必要
- リアルな体験を提供することが難しい
オンラインイベントのデメリットを知っておくことで、参加者の満足度が上げられるようになります。
一つずつご紹介します。
参加者同士のコミュニケーションが難しい
オンラインイベントの目的がセミナーなど情報の提供である場合には問題ありませんが、懇親会など参加者同士のコミュニケーションを目的としたオンラインイベントの場合は工夫が必要になります。
特に大人数・大規模なオンラインイベントでは、1人がずっと話しているのを参加者が聞いている、という状態になりがち。
以下のような工夫をすると良いでしょう。
✅オンラインイベントで参加社同士の交流を促す
- 話しやすい人数(4~5人程度)に分ける
- 一定時間でチームの人を入れ替える
- チーム戦のゲームなど自然に会話が生まれるように
オンラインの懇親会なら、参加者がアバターを動かして交流ができるoViceもおすすめです。
アバター同士が近くにいる人とだけオンラインで会話ができるので、立食パーティのような楽しみ方ができます。
また、バーチャル空間を使ったゲームも用意されているので、主催者側がコンテンツを考える手間もありません。
配信ツールや機材、オンライン接続のノウハウが必要
オンラインイベントを主催する側は、配信ツールを使いこなし、万が一のトラブルにも対応できるようにしておく必要があります。
参加者側がはじめて使うツールの場合には、オンラインイベントの前に使い方を共有しておき、わからないことがあれば当日までに解消できるように主催者側と連絡が取れるようにしておきましょう。
大人数が参加するオンラインイベントであれば、回線が遅くなって画像や音声が途切れるといった状態にならないことも事前に確認します。
配信用の照明やカメラ、マイクなどの機材も用意した方が配信のクオリティが上がります。
オンラインイベントが初めてでノウハウがない、不安だという場合にはオンラインイベントの業者に依頼するのも手です。
参加者が飽きないようにする工夫が必要
オンラインイベントは自宅にいながら参加できるのがメリットである一方、参加者が飽きてしまうとイベントから離脱してしまう、スマートフォンを触ったりして集中して聞いてもらえない、といったデメリットがあります。
オンラインイベントそのものの質をあげて、参加者が楽しめる・役に立つ内容を配信しなければ、参加者をつなぎとめておくことはリアルなイベントよりも難しいです。
✅参加者がオンラインイベント中に飽きないようにする工夫
- チャット機能などを使って参加してもらう
- 途中で自分で考えてもらうワークなどを挟む
- 簡単なゲームを取り入れる
- 休憩を入れて集中できるように
オンラインイベントはずっとパソコンの画面を見ているだけ、となるとどうしても飽きてしまいます。
参加者が飽きないようにコンテンツやスケジュールを工夫しましょう。
リアルな体験を提供することが難しい
新商品の体験会など、実際に商品を手に取って使ってもらうことで販売につなげる、といったことはオンラインイベントでは難しいです。
オンラインと会場のどちらも選べるようにし、リアルタイムで会場の様子をオンライン配信するといったハイブリッド型のイベントにすると、実際に商品を手にしている人の反応をオンラインで見ることができます。
また、オンライン飲み会の場合には同じ空間にいる雰囲気を共有することが課題です。
オンライン専用の宅配料理を利用すると、同じ料理を食べながら話せるので一体感が生まれて「この料理、食べた?美味しいね」など会話も生まれやすくなります。
関東で人気レストランを運営するクルーズプラスがオンライン飲み会専用のおつまみセットを自宅に届けてくれるサービスがあります。
温めるだけでレストランの味を家で楽しめるので、参加者の満足度も上がります。
オンラインイベントのメリットは?
オンラインイベントのデメリットを紹介してきましたが、デメリットがあればメリットもあります。
オンラインイベントのメリットは次の3点。
✅オンラインイベントのメリット
- 会場費がかからない
- 手軽にどこからでも参加できる
- コロナの感染状況や天候に左右されない
メリットについて紹介していきます。
会場費がかからない
100人以上のイベントとなると、ホテル等の会場を押さえる必要があり、会場費だけでも数十万円かかることも珍しくありません。
また、会場の警備や設営費といった人件費、使う資料のコピー費やお茶代などの費用も。
オンラインイベントでは、こういった会場費や人件費などがかからないメリットがあります。
さらに、100人でも1,000人でも、配信ツールのキャパシティを越えなければいくらでも参加者を集めることができます。
会場の広さの問題で参加者の人数を制限しなければならなかったイベントであれば、オンラインイベントにすればより多くの人に参加してもらえるチャンスが増えます。
手軽にどこからでも参加できる
オンラインイベントは、世界中のどこからでも参加できるのが大きなメリット。
参加者は移動する時間や手間、交通費がかかりませんから気軽に参加しやすくなりますね。
例えば、全国に支社がある企業でプロジェクトで、オンラインでキックオフミーティングと懇親会をして、出張することなくプロジェクトメンバー同士の交流をすることができます。
また、育児や介護で家を空けられない人など今までアプローチできなかった人にも、オンラインイベントであれば参加してもらえる可能性があるのです。
コロナの感染状況や天候に左右されない
オンラインイベントは新型コロナの感染者数が増えている時期や緊急事態宣言が出ている時期でも参加しやすいメリットがあります。
大規模なイベントであるほど前もって準備が必要ですが、2か月、3か月先の感染状況は誰にもわかりません。
オフラインでイベントを行う場合、会場を押さえて準備を整えていたのに、万が一コロナの感染拡大が起こった際には参加者の大量キャンセル、安全を考慮してイベントの中止もあり得ます。
また、オンラインイベントは大雨や台風などの天候にも左右されないで開催しやすいのもメリットです。
オンラインイベントってそもそも何をする?
オンラインイベントと一口に言っても、内容は様々です。
大きく分けると、セミナーや展示会などの「情報提供型」、飲み会などの「参加者交流型」に分けることができます。
セミナーや展示会などの情報提供型
参加者に情報を提供するのが目的のオンラインイベント。
以下のような例が考えられます。
✅情報提供型のオンラインイベント
- セミナー
- 社内研修
- 入社式
- 展示会
- 新商品の発表
- 株主総会
- コンサート
- ミュージカル
情報提供型のオンラインイベントは企業向けのものから、コンサートなど一般の人向けのものまで幅広くあります。
特に、セミナーや商品発表、展示会などをオンラインイベントとして行うことで会場に足を運ばなくても手軽に参加できるようになり、これまでアプローチできなかった顧客にも接点がもてるようになることが考えられます。
一方で、オンラインであるがゆえに参加者が離脱しやすい、集中してもらいにくいというデメリットもあるので、参加者を飽きさせない工夫が必要になってきます。
飲み会やゲームなどの参加者交流型
オンラインでの懇親会や飲み会など、参加者同士の交流を目的としたオンラインイベントです。
社内研修や入社式などと組み合わせてオンラインで社内懇親会を開催する企業も。
オンラインで参加者同士の交流をするには、大人数では話しにくい、同じ空間にいる一体感が共有しにくい、終電を気にしなくていいが間延びしてしまうことがある、などのデメリットを知っておいて対策をすると良いでしょう。
✅オンライン飲み会を開催する際のポイント
- 大人数の場合は話しやすい人数に分ける
- 宅配料理を利用して同じ料理を準備する
- 途中でゲームなどを挟みメリハリをつける
- 終わりの時間を決めておく
「どんなゲームを準備すればいいかわからない」という方は、高級食材を食べて当てる「格付けチェックBox」はいかがでしょうか。
見た目は同じ、異なる食材からできた3つの料理を食べて「キャビアはどれ?」「和牛はどれ?」など高級食材を当てるゲームです。
チーム戦にして回答を決めてもらうと参加者同士の会話も自然に生まれます。
オンラインイベントのメリット・デメリット|まとめ
オンラインイベントのメリットとデメリットをまとめます。
✅オンラインイベントのデメリット
- 参加者同士のコミュニケーションが難しい
- 配信ツールやオンライン接続のノウハウが必要
- 参加者が飽きないようにする工夫が必要
- リアルな体験を提供することが難しい
✅オンラインイベントのメリット
- 会場費がかからない
- 手軽にどこからでも参加できる
- コロナの感染状況や天候に左右されない
オンラインイベントのメリット・デメリットを知っておくことで、イベントの成功につなげやすくなります。
オンライン懇親会、飲み会の開催を検討している方は、ノウハウのあるプロに相談してみるのもおすすめです。
クルーズプラスでは、100人規模など大人数のオンライン懇親会の実績があり、目的に合ったプランを提案してもらえます。
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