結婚式の招待状の付箋とは、受付や乾杯の発声などゲストへの依頼を書いた招待状に添付するメッセージカードのこと。
この記事では、付箋についてのマナーや手配の仕方、例文をまとめています。
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結婚式の招待状に入れる付箋って何?
結婚式の招待状の付箋とは、ゲストへのお願いしたいことや要件を書いたメッセージカードのこと。
この「付箋」という言葉は、結婚式の準備をしないと馴染みのない人も多いですよね。
この章では、付箋とは何?をわかりやすく紹介していきます。
付箋とはゲストへの依頼を書いたメッセージカード
一般的に付箋というと貼ってはがせる文房具をイメージしますが、結婚式の付箋はカード状で招待状と一緒に封筒に入れるものを指します。
挙式の参列や受付・スピーチなど披露宴で役割をお願いする時には必ず入れます。
また、必須ではありませんが、ゲストに安心して結婚式に来てもらえるように招待状には載っていない追加の情報を付箋を使って伝える場合も。
例えば、遠方のゲストへ宿泊の案内や着付けをするゲスト向けに美容室の案内などがあります。
どのゲストの招待状に付箋を入れる?
披露宴からの出席のみなど、特に伝える要件がないゲストには付箋を入れる必要はありません。
付箋を入れるのは以下のようなゲストへの招待状です。
- 挙式から参列してほしいゲスト
- 受付など役割を依頼しているゲスト
- 宿泊や交通について案内したいゲスト
- クローク、美容室などについて案内したいゲスト
特に①挙式から参列してほしいゲスト②受付など役割を依頼しているゲストには付箋を必ず同封します。
ただし、①は挙式から招待するゲストと披露宴から招待するゲストがいる場合。
ゲスト全員を挙式から招待する場合には招待状に記載するので①の付箋は必要ありません。
その他の付箋は任意ですが、ゲストが結婚式の当日に迷ったり不安に思ったりすることがないようにしたいですね。
招待状の付箋はどうやって手配する?
結婚式の招待状の付箋を手配する方法は2通り。
- 招待状とセットで注文
- 自分たちで手作り
付箋は招待状を注文する際にセットで購入できる場合が多いです。
定型文も用意されているので招待状とおそろいのデザインで手間をかけずに用意できるのがメリット。
ただし、受付の依頼など一般的に使われる付箋の文言でしか用意できないので、ゲストに個別に伝えたいことがあるなら手作りも良いでしょう。
付箋は決まった色や形、素材はないので招待状の中でオリジナリティを出しやすい部分でもあります。
「結婚式 付箋 テンプレート」などで検索すると、無料で利用できるおしゃれなテンプレートがたくさんありますよ。厚紙やトレーシングペーパーなどに印刷してペンやシールで飾り付けをすると2人だけのオリジナルの付箋ができます。
手作りする場合には、次の章の「付箋のマナー」に気を付けてくださいね。
招待状の付箋は印刷?手書き?マナーをまとめてチェック!
結婚式の招待状の付箋のマナーは以下の通りです。
- ゲストへの依頼はまず直接伝えて!
- 付箋は手書きでも印刷でもOK!印刷が一般的
- 手書きならボールペンは使わない
- 忌み言葉や重ね言葉、句読点は使わない
- 付箋が複数枚ならまとめる
- 付箋の入れ間違いに注意!
ひとつずつご紹介します。
ゲストへの依頼はまず直接伝えて!
結婚式の付箋のマナーで最も大切!
受付やスピーチ、余興、二次会の幹事などの依頼はできれば直接会って、会えない場合は電話で丁寧に。
事前に連絡もなく、招待状に「スピーチをお願いします」などの付箋が入っているだけ、というのはNGです。
付箋は手書きでも印刷でもOK!印刷が一般的
付箋は手書きでも印刷でも構いません。
同じ役割のゲストには同じ付箋を入れるので、目上の人にも同じ文面のものを使えるように定型文が印刷されたものを使います。
付箋は招待状の文章の向きとそろえるようにします。
招待状が縦書きなら付箋も縦書き、招待状が横書きなら付箋も横書きのものを選びましょう。
もちろん、「手書きで伝えたい!」という人は付箋も手書きもOKです。
役割を依頼する付箋とは別に、一言メッセージを手書きで書いたカードを同封する方法もあります。
手書きならボールペンは使わない
付箋を手書きで用意するなら、ボールペンはカジュアルな印象になるので使いません。
筆ペンがおすすめですが、油性のサインペンもOKです。
付箋の中には日付と時間のみ手書きするようになっているものがありますが、こちらも筆ペンを使うのが無難です。
ちなみに、招待状の宛名書きも正式には毛筆で、一般的には筆ペンで書きます。
忌み言葉や重ね言葉、句読点は使わない
結婚式の付箋に限らず、招待状やスピーチ、メッセージにも使わないようにしたいのが次の3つ。
- 忌み言葉:「切れる」「離れる」「終わる」などの別れをイメージさせる言葉
- 重ね言葉:「たびたび」「いろいろ」など繰り返し(再婚)を連想する言葉
- 句読点:「区切り」「終わり」をイメージさせるので使わない
このような言葉が使われていないかチェックしてくださいね。
付箋が複数枚ならまとめる
付箋が複数枚になった場合には、バラバラにならないようにクリップなどで留めます。
ハトメで留める、穴をあけてリボンでまとめる、などこだわっても素敵な付箋になりますね。
付箋は要件ごとに色を変えるとゲストにもわかりやすいです。
付箋はゲストが見落とさないように招待状の内側に入れます。
付箋の入れ間違いに注意!
付箋はゲストごとに入れるものが異なるので、入れ間違いには特に注意して。
封筒に招待状と返信ハガキ、付箋などを全て入れたら封をする前にもう一度確認するのをおすすめします。
挙式に参列してほしかったゲストに付箋を入れ忘れた!などのミスを防げます。
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招待状は10分ほどでできるので、まずは試してみてくださいね。招待状の付箋ゲスト別の例文まとめ
招待状の付箋の文例を以下のゲスト別にまとめました。
そのまま使える文例なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
招待状の付箋の例文:挙式への参列の依頼
挙式にもご参列賜りたく
○時○分までに××へお越しくださいますよう
お願い申し上げます
挙式会場の収容人数などの理由で、一部のゲストのみを挙式に招待する場合には、招待状には披露宴の時間のみを記載します。
挙式に参列してほしいゲストにのみ上記のような付箋を入れます。
招待状の付箋の例文:リングボーイ・ガールの依頼
◯がつ◯か △△△のけっこんしきで
たいせつなゆびわを はこぶおてつだいをしてください
どうぞよろしくおねがいします
リングボーイ・ガールを子どもに依頼するための付箋です。
子どもも自分宛てに付箋をもらと、結婚式へのわくわくが高まりますよね。
リングボーイ・ガールを依頼する際には事前にその子の親に連絡しておくようにしましょう。
招待状の付箋の例文:親族紹介への出席依頼
当日 親族紹介の時間を設けております
誠に恐縮ではございますが ○時○分までに△△までお越しくださいますよう
お願い申し上げます
結婚式の前に親族紹介を行う場合に入れる付箋です。
結婚式の後に親族紹介を行う場合には付箋は不要ですが、挙式参列の依頼の付箋に「挙式後に 親族紹介の時間を設けております」などの記載をしてもOK。
招待状の付箋の例文:受付の依頼
誠に恐れ入りますが
当日は受付をご担当いただきたく存じます
○時○分までに○○へお越しくださいますよう
お願い申し上げます
招待状の付箋の例文:祝辞の依頼
誠に恐れ入りますが
当日はご祝辞を賜りたく存じます
何卒よろしくお願い申し上げます
「祝辞」とは、主賓からいただくスピーチのこと。
目上の方に依頼することが多いので、特に失礼のないように配慮をしましょう。
「ご祝辞」の部分を「一言お言葉を頂けますと幸いです」とするとスピーチの依頼に使う付箋になります。
招待状の付箋の例文:乾杯の発声の依頼
誠に恐縮ではございますが
披露宴の際 乾杯のご発声を賜りたく存じます
どうぞよろしくお願い申し上げます
招待状の付箋の例文:余興の依頼
当日は披露宴で余興をお願いできますと幸いです
ご準備の際は控え室をご利用くださいませ
何卒よろしくお願いいたします
招待状の付箋の例文:交通・宿泊の案内
遠方よりお越しいただくにあたり
ご宿泊の手配をさせていただきます
ご都合をお聞かせいただけますとありがたく存じます
○○駅より送迎バスを準備しております
ご利用希望の場合は
お手数ですが返信はがきにて
ご一報くださいますようお願い申し上げます
招待状の付箋の例文:更衣室、クローク、美容室の案内
更衣室は◯階にございます
どうぞご利用くださいませ
〇階にクロークをご用意しております
お手荷物は先にお預けいただき
挙式会場へお進みくださいませ
場内美容室にて着付けや
ヘアセットのご予約を承っております
ご希望の方は返信はがきにて
新郎新婦までお知らせくださいませ
美容着付け代はこちらで精算させていただきます
美容室代をゲスト負担にするなら「恐れ入りますが 当日は現金でのご精算をお願い申し上げます 着物の着付けは〇万円程度 ヘアセットは〇〇〇〇円が目安となっております」などと付け加えます。
招待状の付箋の例文:二次会の幹事の依頼
ご多用の折 恐れ入りますが
二次会の幹事をお願い申し上げます
結婚式の招待状の付箋|まとめ
結婚式の招待状の付箋とは、ゲストへのお願いしたいことや要件を書いたメッセージカードのことです。
文房具で糊の付いた付箋とは異なり、カード状のものが一般的。
受付やスピーチなどを依頼する際は、事前に直接連絡しておいて、付箋は確認のために入れます。
招待状の付箋はゲストへの心遣いを届けられるアイテムです。
上手に利用したいですね。
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