結婚の親族食事会は「①両家顔合わせ」「②披露宴を兼ねた結婚式の後の食事会」の2つの意味で使われることが在ります。
この記事では両方の親族食事会の挨拶の例文をご紹介しています。
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結婚の親族食事会の挨拶タイミングはここ!
結婚に伴う親族の食事会は次の2つの意味で使われることがあるようです。
- 結婚前の両家の顔合わせ食事会
- 結婚式を行った後の披露宴を兼ねての食事会
①はいわゆる「両家顔合わせ」で、新郎新婦とそれぞれの親が参加して結婚の前に両家の交流を深める目的で行われます。
一方で②の親族食事会は、親族のみなど少人数の挙式を行った後に行われます。
披露宴のようにウェディングケーキを用意したり、両親への記念品を贈呈したりするカップルもいるようです。
①の顔合わせ食事会、②の披露宴を兼ねての食事会それぞれの挨拶のタイミングについてご紹介します。
顔合わせ食事会の流れと挨拶
顔合わせに出席する人は、両家の親と新郎新婦で6人になるのが一般的。
もちろん、兄弟姉妹などその他の親族が参加してもかまいません。
顔合わせ食事会の流れは一般的に以下の通りで、挨拶が必要なタイミングは★マークがついています。
- はじめの挨拶★
- 家族の紹介
- 婚約指輪や記念品のお披露目
- 記念撮影
- 乾杯★
- 食事・歓談
- 結びの挨拶★
それぞれの挨拶を誰が行うかは自由です。
親御さんにお願いする場合には事前に伝えておきましょう。
挨拶の例文は次の章でご紹介します。
顔合わせ食事会の流れや準備について詳しくは以下の記事にもまとめています。
親族食事会の流れと挨拶
親族のみの結婚式の後に披露宴を兼ねての食事会を行うことがあります。
親族食事会の流れは決まりはありませんが、結婚の食事会らしくケーキカットや親への記念品贈呈などを取り入れる方も多いようです。
親族食事会の流れの一例です。挨拶が必要なタイミングは★マークがついています。
- 新郎新婦入場
- 新郎新婦からのウェルカムスピーチ★
- 乾杯の挨拶★
- 歓談
- ケーキ入刀
- 新郎新婦が親族の各テーブルを回る
- 花嫁の手紙
- 親への記念品贈呈
- 両家代表挨拶★
- 締めの挨拶★
上記に加えて、親族一人ずつから自己紹介とメッセージを言ってもらうなど、少人数の親族食事会ならではの演出を取り入れても良いでしょう。
司会を新郎新婦で行う場合もあれば式場スタッフにお願いする場合もあります。
両家代表挨拶は新郎の父が、締めの挨拶は新郎が行うことが多いです。
両家のバランスをとるために乾杯の挨拶は新婦父が行う、など親御さんや新郎新婦でよく話し合って決めてくださいね。挨拶の例文は記事の後半で紹介します。
結婚食事会の挨拶の例文【顔合わせ編】
顔合わせ食事会の挨拶のタイミングは次の3つです。
- はじめの挨拶
- 乾杯の挨拶
- 結びの挨拶
なお、顔合わせの司会進行は新郎新婦が主催するなら新郎が、親が主催するなら新郎の父親が行うことが多いです。
司会進行の役割によっても誰が挨拶するかは変わってくるので、事前に考えておきましょう。
はじめの挨拶
はじめの挨拶を考えるコツは「集まってくれたことへのお礼」「どんな時間にしたいか」「よろしくお願いします」の3つを盛り込むこと。両家とも緊張していますから、はじめの挨拶は簡単にして乾杯・歓談にうつりましょう。
美味しい料理を食べながら、両家の親交を深める場にしたいと思っています。
本日はよろしくお願いします。
お互いの家族のことを良く知る場にできたらと思います。
楽しい時間にしましょう。よろしくお願いします。
乾杯の挨拶
乾杯の挨拶は新郎もしくは新婦の父にお願いするなど司会進行役の人とは別にお願いしておくのも良いでしょう。司会進行役の人が乾杯の挨拶も行うなら、メインの歓談の時間がたっぷりとれるようにこちらも簡単に。
新郎or新婦の父が乾杯の挨拶をする場合
みなさま、初めまして。○○の父○○です。
○○家の皆様とお会いでき、とても光栄です。
美味しい食事と共に、新しい家族としての絆を深めましょう。
これからよろしくお願いいたします。
二人の門出を祝って、乾杯!
進行役が乾杯の挨拶をする場合
結びの挨拶
両家顔合わせの結びの挨拶は、新郎もしくは新郎新婦2人で、もしくは新郎か新婦の父が行うことが多いです。
新郎新婦2人で挨拶する場合には、新郎の後に新婦が挨拶をします。
結びの挨拶を考えるコツは「当日の感想とお礼」「今後への気持ち」を盛り込むと良いですよ。例文を見てみましょう。
新郎が結びの挨拶をする場合
本日はありがとうございました。
皆様のおかげで楽しく思い出に残るひとときを過ごすことができ、嬉しく思っています。
今後も結婚式の準備などでお世話になることがあるかと思いますが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
新郎新婦で結びの挨拶をする場合
(新婦)ふたりで協力し合い、幸せな家庭を築いていきたいと思っています。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
新郎or新婦の父が結びの挨拶をする場合
本日は本当にありがとうございました。
お互いの家族について知る良い機会となり、楽しいひと時を過ごせて嬉しく思います。
○○さん、○○さん、これからは色々な試練があるかもしれませんが、ふたりで力を合わせて温かい家庭を築いてください。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
結婚食事会の挨拶の例文【親族食事会編】
披露宴を兼ねた親族との食事会での挨拶のタイミングは次の4つです。
- ウェルカムスピーチ
- 乾杯の挨拶
- 両家代表の挨拶
- 新郎新婦からの謝辞
親族での食事会という比較的カジュアルな場での挨拶ではありますが、結婚式の場で避けたい忌み言葉は使わないように気を付けましょう。
- 不幸を連想する言葉:忙しい、滅びる、枯れる、壊れる、泣く、など
- 別れを連想する言葉:失う、返す、離れる、など
- 関係悪化を連想する言葉:飽きる、嫌う、耐える、冷える、など
- 重ね言葉:くれぐれも、ますます、日々、など
上記は一例です。「この言葉は使っても良いかな?」と迷ったら調べておきましょう。
それでは、挨拶の例文をご紹介します。
ウェルカムスピーチ
ウェルカムスピーチは無事に結婚式を挙げることができたことの報告と感謝、食事会をどのように過ごしたいか、を述べると良いでしょう。堅苦しくなりすぎず、カジュアルなものでも十分です。
新郎から、もしくは新郎新婦の2人からスピーチをします。
無事に結婚式挙げることができ、夫婦となることができました。
本日は食事を中心に皆さんと楽しいひとときを過ごせればと思っています。
短い時間ではありますが、どうぞお楽しみください。
乾杯の挨拶
乾杯の挨拶は事前に親族にお願いしておくか、アットホームな雰囲気にしたければ新郎新婦で行うのも良いでしょう。
親族も立ったまま聞くので、短い挨拶が〇。
ご紹介いただきました、新郎の叔父の〇〇です。
〇〇、××さん、ご結婚おめでとうございます。
これからはお二人で力を合わせて、素敵な家庭を築いてください。
皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。
お二人の新たな一歩を祝して、みんなで乾杯しましょう。
皆様ご一緒に、乾杯!
両家代表の挨拶
両家代表の挨拶は新郎の父から行うことが多いですが、新郎新婦からの謝辞のみにするカップルもいますし、誰が行っても構いません。親族のみの少人数な会食なのでフランクで短い挨拶でも良いでしょう。
例文では新郎父からの挨拶をご紹介します。
ただいまご紹介あずかりました新郎の父〇〇です。
本日はご多用のところふたりの結婚披露宴のためにお集まりいただき、心より感謝申し上げます。
皆様のおかげでつつがなく結婚式を執り行い、この食事会を開催することができました。
これからも若いふたりを温かく見守り、ご支援いただければ幸いです。
〇〇家・△△家の一層の発展と皆様のご多幸をお祈りし、両家代表の挨拶とさせていただきます。
改めまして本日はありがとうございました。
新郎新婦からの謝辞
締めの挨拶は新郎から、もしくは新郎新婦の2人から行います。
食事会に参加してくれた親族への感謝の気持ちと今後の抱負、これからもサポートをお願いしますという内容を盛り込むといいですね。本日はご多用の中、私たちふたりのためにお集まりいただき、心より感謝いたします。
幼い時から私たちを見守ってくださった親族の皆様の前で無事に結婚式を挙げることができ、とても嬉しく思っています。
本日の食事会は楽しんでいただけたでしょうか。
僕自身は○○さんの親族の皆様とお会いできて様々なエピソードを伺えてとても思い出に残る時間になりました。
これからはふたりで協力し、笑顔の絶えない幸せな家庭を築いていきます。
未熟ながら、皆様にはこれからもご指導を賜りたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健康と幸福を心よりお祈りし、結びの挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
結婚の親族食事会の挨拶まとめ
結婚の親族食事会の挨拶のタイミングは以下の通りです。
- はじめの挨拶
- 乾杯の挨拶
- 結びの挨拶
- ウェルカムスピーチ
- 乾杯の挨拶
- 両家代表の挨拶
- 新郎新婦からの謝辞
この記事で例文を紹介しましたが、ご自身の言葉におきかえたり、エピソードを追加したりしてより気持ちが伝わる挨拶にしてみてくださいね。
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