「レストランウェディングと結婚式場の違いについて知りたい！」という方向けにそれぞれのメリット・デメリットをまとめています。

どこで結婚式を挙げて披露宴をするかを決める前にぜひ知っておきたいポイントなので、参考にしてみてくださいね。

レストランウェディングと結婚式場の違いはコレ！

レストランウェディングと結婚式場の違いをご紹介する前に、一般的に結婚式場と呼ばれているものには2種類あるので整理しておきましょう。

結婚式を挙げる施設の大まかな分け方としては、レストラン、ゲストハウス、専門式場、そしてホテルの4つ。

レストランウェディングと結婚式場（ゲストハウス・専門式場）の違いを一覧にすると以下の通りです。

✅レストランウェディングと結婚式場の違い

	メリット	デメリット
レストラン	料理がおいしい 会場を貸切できるから演出の自由度も高い 料理や持ち込みアイテムでオリジナリティを出せる 記念日にも食事を楽しめる	挙式会場がないことも 音響などの設備が整っていない会場も
ゲストハウス	自宅に招いたようなアットホームな雰囲気 貸し切りなので演出の自由度は高い	費用が高額になる傾向 結婚式の後に足を運びにくい
専門式場	コンセプトに合わせた式場・披露宴会場から選べる プランがある程度決まっていて一から決めなくてよい	貸し切りではない 結婚式の後に足を運びにくい

次の章から、レストランウェディングとゲストハウス、専門式場のそれぞれの特徴とメリット・デメリットについて詳しく見て行きます。

レストランウェディングとホテルウェディングとの違いは以下の記事にまとめていますのでこちらもどうぞ。

→【ここが違う！】レストランウェディングとホテルウェディングを比較！

レストランウェディングのメリット・デメリット

レストランウェディングのメリット・デメリットは以下の通りです。

レストランウェディングの特徴は何と言っても料理のおいしさと、貸切でアットホームな雰囲気の披露宴ができること。

メリット・デメリットについて詳しく見て行きます。

美味しい料理でゲストをおもてなし

レストランウェディングを検討している新郎新婦様は「ゲストにお料理を楽しんでもらいたい！」という気持ちが強いのではないでしょうか。

シェフと相談しながら郷土料理を取り入れるなどオリジナルのメニューにしたり、ウェディングケーキを完全オーダーできたり、デザートビュッフェを取り入れたり・・・

料理にとことんこだわってゲストをおもてなしできるのは、レストランウェディングならではです。

お料理にまつわるレストランウェディングならではの演出は以下の記事にもまとめています。

→レストランウェディングの余興おすすめ８選【料理にこだわった演出を】

レストランを貸し切れるから自由度が高い

レストランウェディングは基本的に貸切で行います。

他の花嫁さんや他の披露宴のゲストとすれ違うことがないのはもちろん、プログラムの自由度も高くなります。

例えば、披露宴でゲストと交流してから、夕方から夜にかけての幻想的な雰囲気で挙式をするなどのプログラムができるレストランも。

叶えたい演出がある方、自由に演出をしたい方はぜひレストランウェディングのプランナーさんに相談してみてくださいね。

持ち込みが自由のことが多い

ゲストハウスや専門式場はアイテムの持ち込みに制限がある会場が多いです。

一方、レストランは持ち込みが自由なことが多く、オリジナリティを出せて費用も安くできる傾向にあります。

レストランウェディングは一から自分たちらしい結婚式を作り上げたい、という新郎新婦さんにぴったりです。

記念日などにも気軽に足を運べる

通常はレストランとして営業しているので、結婚記念日などに気軽に足を運びやすいのもレストランウェディングのメリットです。

結婚式をした思い出の場所に何度も行けるのは嬉しいですね。

デメリットは設備が整ってない会場があること

レストランウェディングのデメリットは、結婚式用の会場ではないので設備が整っていない場合があること。

例えば、音響設備や控室が用意できないレストランもあります。

また、挙式会場がないレストランの場合には、挙式を別の場所で挙げてから移動する必要があるなどの手間と時間がかかってしまうことも。

ただし、レストラン内に挙式会場があったり、披露宴の会場のレイアウトを変更して挙式ができるレストランも多いです。

希望に合うレストランを探してみてくださいね。

ゲストハウスのメリット・デメリット

ゲストハウスのメリット・デメリットは次の通りです。

ゲストハウスの特徴は、邸宅風の一軒家を貸切って自由に演出をしてゲストと過ごせること。

一方で、費用が高額になりがちというデメリットもあります。

自宅に招いたようなアットホームな雰囲気

ゲストハウスは、結婚式専用の一軒家、というイメージ。

豪華な自宅にゲストを招いてパーティをするようなアットホームな雰囲気が魅力です。

ガーデン付きで挙式ができたり、プールが付いていたり、とゲストハウスごとに特色があり、非日常感を楽しめます。

貸し切りなので演出の自由度は高い

邸宅をまるまる貸切れるので、他の新郎新婦やゲストとすれ違うことはありません。

他のゲストがいないので、装花や演出の自由度も高くなります。

控室からお手洗いまで、新郎新婦らしさを詰め込めるのがゲストハウスのメリットです。

デメリットは費用が高額になる傾向

ゲストハウスは、結婚式のためだけの施設全体を1組で貸切ることになるので、費用が高くなりがち。

一般のお客さんの食事でも収益が得られるレストランとは異なり、ゲストハウスは基本的に結婚式のみで人件費や設備の費用などをまかなう必要があるのです。

ゼクシィによると、結婚式の平均総額は次の通りです。

費用を押さえて貸し切りにしたい、という方はレストランも検討してみると良いでしょう。

また、レストランに比べると記念日などに足を運ぶのはハードルが高くなります。

専門式場のメリット・デメリット

専門式場のメリット・デメリットは次の通りです。

専門式場は装花や料理などのプランがパッケージになっているので、一から新郎新婦が決める必要がなく、忙しい新郎新婦さんにおすすめ。

デメリットは、貸切ではないので他の花嫁さんやゲストとすれ違う可能性があることです。

コンセプトに合わせた式場・披露宴会場から選べる

専門式場は広い敷地に複数の挙式会場や披露宴会場があり、コンセプトに合わせて新郎新婦が好みの会場を選べます。

基本的に、教会式・神前式・人前式に対応していますし、どんな新郎新婦さんにも希望に合う会場が見つかりやすいでしょう。

結婚式のための会場なので挙式～披露宴の会場の導線もスムーズで、バリアフリーなどが整っている点も〇。

プランがある程度決まっていて一から決めなくてよい

専門式場では、装花やお料理、衣装などがパッケージになっていることが多く、一から全て決める必要がありません。

結婚式では決めることが本当にたくさんあるので、ある程度絞られた選択肢から決められる専門式場は、忙しい新郎新婦さんにおすすめです。

デメリットは貸切ではないこと

専門式場は貸切ではありません。

同じ日に複数のカップルが結婚式を挙げるので、他の新郎新婦さんとすれ違うかも。

また、持ち込みが厳しいこともあり、希望のドレスやカメラマンの指名が難しいこともあります。

レストランウェディングと結婚式場の違い｜まとめ

レストランウェディングと結婚式場の違いについて紹介してきました。

一般的に「結婚式場」と呼ばれる施設にはゲストハウスと専門式場があります。

✅レストランウェディングと結婚式場の違い

	メリット	デメリット
レストラン	料理がおいしい 会場を貸切できるから演出の自由度も高い 料理や持ち込みアイテムでオリジナリティを出せる 記念日にも食事を楽しめる	挙式会場がないことも 音響などの設備が整っていない会場も
ゲストハウス	自宅に招いたようなアットホームな雰囲気 貸し切りなので演出の自由度は高い	費用が高額になる傾向 結婚式の後に足を運びにくい
専門式場	コンセプトに合わせた式場・披露宴会場から選べる プランがある程度決まっていて一から決めなくてよい	貸し切りではない 結婚式の後に足を運びにくい

どれがいいかわからない、という方はレストラン、ゲストハウス、専門式場のそれぞれを見学してみて違いを実感してみるのもおすすめです。

一生に一度の結婚式ですから、ぜひ自分たちの希望に合った会場を見つけてくださいね。