「両家顔合わせ、実家が遠方の時には交通費や宿泊費は誰が負担すべき?」

両家顔合わせは、新郎新婦も両家の親御さんも印象が悪くないようにしたい、と思っていますよね。

実家が遠方の場合には交通費や宿泊費が発生するので、お金のことで揉めないようにしたいものです。

この記事では、親御さんが遠方に住んでいる場合の両家顔合わせで交通費の払い方の一般的な方法をご紹介します。

交通費や宿泊費を抑えて節約する方法も。

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両家顔合わせ、遠方の交通費は誰が負担する?

両家顔合わせ、遠方の交通費の負担は一般的には次の6つのパターンが考えられます。

✅両家顔合わせ遠方の交通費の払い方パターン

  1. 新郎新婦が交通費を払う
  2. 両家で交通費を折半する
  3. 食事代と交通費・宿泊費の負担を分担する
  4. 実家の近くに来てもらう側が交通費を払う
  5. 新郎側が結納金の代わりとして交通費を払う
  6. みんなが集まりやすい中間点で顔合わせを行いそれぞれが交通費を払う

両家顔合わせには食事代もかかるので、「交通費・宿泊費・食事代」をどのように負担するか、と考えるのが良いでしょう。

具体的に見て行きます。

①新郎新婦が交通費を払う

両家顔合わせを新郎新婦が主催して、遠方の交通費や食事代を払うパターン。

新郎新婦が交通費や食事代を準備していることで、両家の親御さんにも「しっかりしてるな」と安心感を持ってもらえますね。

新郎新婦の誰が交通費や食事代を負担するか、というのは次のようなパターンがあります。

✅新郎新婦が交通費や食事代を払う場合

  • 新郎新婦の共同貯金から払う
  • 収入が多い方が払う
  • 新郎新婦で折半する
  • 両家それぞれの家族と自分の分を払う

新郎新婦であらかじめ話し合っておきましょう。

②両家の親で交通費を折半する

新郎新婦ではなく、両家の親同士で交通費や食事代を折半するパターンです。

結婚にあたってこれからたくさんお金がかかるので、顔合わせの交通費や食事代は払ってあげたい、と考える親御さんもいらっしゃいます。

両家の親で折半する場合には、お互いの親同士で話し合って決めることが多いようです。

③食事代と交通費・宿泊費の負担を分担する

食事代と交通費・宿泊費を分担するパターンもあります。

新郎新婦と両家のどちらかに負担が偏らないようにしたい場合に、この費用の負担方法が好まれています。

例えば、食事代は新郎新婦が払い、交通費や宿泊費は両家の親で折半するなどの方法があるでしょう。

この場合は、新郎新婦と両家の親が事前によく話し合っておく必要がありますね。

④実家の近くに来てもらう側が交通費を払う

実家の近くに来てもらう側が交通費を負担する場合もあります。

例えば、新郎側が新婦の実家に行く場合は、新郎側が交通費を負担します。

この場合、新婦の親御さんが会場を用意することが多いため、交通費や宿泊費は新婦側が負担することになるでしょう。

⑤新郎側が結納金の代わりとして交通費を払う


新郎側が結納金の代わりとして交通費を払う場合もあります。

ただし、結納金がどの程度の金額であるかは、地域によっても異なるため、具体的には相談して決める必要があります。

⑥みんなが集まりやすい中間点で顔合わせを行いそれぞれが交通費を払う


新郎新婦、両家の実家がそれぞれ全く別の地域にある場合には、みんなが集まりやすい中間点で顔合わせを行うことも。

この場合にはそれぞれが自分の交通費・宿泊費を負担することが多いです。

また、このケースでは結婚式を行う場所も中間点にすることも。

結婚式場の下見も兼ねてどこで顔合わせをするか会場を考えるのも良いですね。

両家顔合わせの交通費の払い方とマナー

両家顔合わせの交通費を負担する側の払い方には次の2つがあります。

✅両家顔合わせの交通費の払い方

  • 現金で渡す
  • 交通費・宿泊費を事前決済しておく

それぞれにメリット・デメリットがあります。

詳しく見て行きましょう。

現金で交通費を渡す場合は封筒かポチ袋【ご祝儀袋はNG】


現金で両家顔合わせの交通費を払う場合には次の2点のマナーに注意が必要です。

✅両家顔合わせの交通費を現金で払う際のマナー

  • 新札を準備する
  • 封筒かのし袋に入れて渡す。ご祝儀袋はNG
  • 帰り際などにさっと手渡す

お車代としてお渡しするものなので新札を準備するのがマナーです。

交通費分の現金を入れる封筒やのし袋の選び方にも気配りを。

以下を守るのがマナーとされています。

✅両家顔合わせの交通費の現金を入れる袋の選び方

  • 封筒なら白い無地のもの。郵便用や茶封筒は×
  • のし袋は結び切りの水引が印刷されたもの

のし袋は蝶結びと結び切りのものがあります。

婚礼で使用するのは顔合わせの交通費に限らず、基本的に結び切りです。

一度結んだらほどけることがないので、二度繰り返すことのないように、という意味が込められているからです。

また、豪華なご祝儀袋に入れてしまうと受け取る側も恐縮してしまうのでNGです。

現金を渡す際には、次のような方法がスムーズ。

✅両家顔合わせの交通費を現金で手渡す方法

  • 食事が始まる前や終わってから帰り際にさっと手渡し
  • 互いの実家や新郎新婦の家に来る機会があるならその際に渡す
顔合わせの会の最中ではなく、帰り際などに「遠方からお越しいただいてありがとうございます」など一言添えてさっと手渡します。

食事の最中など、全員が見ている場で渡されると受け取りにくくなってしまいます。

顔合わせが終わってから、お互いの実家などに出向く機会があるなら、その際に手渡すのも良いですね。

交通費を現金で渡すメリット・デメリットは次の通り。

✅両家顔合わせの交通費を現金で渡すメリット・デメリット

  • メリット:金額や渡す場所など柔軟に対応できる
  • デメリット:新札の準備が必要、受け取りにくさを感じることも

交通費・宿泊費を事前に決済しておくと、万が一の日程変更などがあった場合にキャンセル料がかかることも。

現金で当日渡すのであれば、そういった心配がありません。

一方で、新札や封筒などを準備する手間がかかることや、現金だと受け取りにくいと感じる人も多いというデメリットもあります。

支払う側が交通費・宿泊費を事前決済しておくのも手


両家顔合わせの交通費の払い方として、新幹線や飛行機、宿泊場所を手配して決済しておくという方法も。

この方法のメリット・デメリットは次の点が考えられます。

✅両家顔合わせの交通費を事前決済するメリット・デメリット

  • メリット:当日に現金のやり取りがなくスムーズ、受け取りやすい
  • デメリット:万が一、日程変更などがあった場合にキャンセル料がかかるかも

交通費や宿泊費を事前に払っておけば、両家顔合わせの当日に現金のやり取りがないのでスムーズです。

受け取る側も顔合わせに招待された、という気持ちになるので、現金よりも受け取りやすいと感じる人も多いでしょう。

一方で、新幹線・飛行機と宿泊のパックプランなどを早めに予約して決済しておくと、割安である一方、万が一の日程変更があった場合にはキャンセル料がかかってし舞う可能性があるデメリットもあります。

前日までに交通費・食事代の払い方は親に伝えておく

両家顔合わせの当日、支払いをする時になって「私たちが払います」「いやいやこちらが」などと揉めることがないように、事前に払い方は親御さんに伝えておきましょう。

食事代を払う人は、会の終わり頃にお手洗いのついでに済ませるのがスマートです。

両家顔合わせの交通費・宿泊費を節約するには?

両家顔合わせの交通費・宿泊費。遠方であるほど金額が大きくなります。

せっかくなら食事代や結婚式の資金に充てたいから、交通費や宿泊費は節約したいと考える新郎新婦も多いのではないでしょうか。

節約するなら次の2点がおすすめ。

  • パック旅行で早期予約しておく
  • お盆や年末年始などは外す【平日も検討】

詳しく見て行きましょう。

パック旅行で早期予約しておく

新幹線や飛行機+ホテルの宿泊がセットになったパック旅行を早めに予約しておきましょう。

新幹線・飛行機と宿泊場所を個別で手配するよりも安くなることが多いです。

早めに予約するほど安いです。

ただし、キャンセル料がすぐに発生してしまうプランも。

お車代を渡す代わりに交通費・宿泊費を事前決済しておく場合には注意しましょう。

お盆や年末年始などは外す【平日も検討】

お盆や年末年始、ゴールデンウイークなどは特に飛行機代や宿泊料が高くなるので、このような繁忙期はなるべく避けます。

また、平日は宿泊代金が安いことが多いです。

新郎新婦・親御さんの双方に都合がつくのであれば平日に顔合わせを行うことも検討してみると良いでしょう。

両家顔合わせ、遠方の交通費は誰が払う?|まとめ

両家顔合わせ、遠方の場合の交通費の払い方のパターンは次の6つが考えられます。

✅両家顔合わせ遠方の交通費の払い方パターン

  1. 新郎新婦が交通費を払う
  2. 両家で交通費を折半する
  3. 食事代と交通費・宿泊費の負担を分担する
  4. 実家の近くに来てもらう側が交通費を払う
  5. 新郎側が結納金の代わりとして交通費を払う
  6. みんなが集まりやすい中間点で顔合わせを行いそれぞれが交通費を払う

お金に関わることなので、新郎新婦、両家の親御さんとも不公平感を持つことなく気持ちよく顔合わせに臨めるように話し合ってみてくださいね。

両家顔合わせが成功しますように。