「結婚式が食事会のみの時も、ご祝儀を受け取ってもいいの?」
「食事会の結婚式に呼ばれたんだけど、ご祝儀は持って行くべきなの?」
食事会のみであっても、結婚式に呼ばれたらご祝儀を持って行くのがマナーとされています。新郎新婦から「お祝いは辞退します」などのアナウンスある場合や会費制と招待状などに書かれている場合はそれに従いましょう。
結婚の食事会を考えている新郎新婦の方、ゲストとして呼ばれた方、どちらにも役立つ内容をご紹介しています。
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結婚式が食事会のみの時のご祝儀は受け取っていいの?
結論から言えば、結婚式が食事会のみでもご祝儀は受け取ってOK!
ただし、受け取り方やお返しにもマナーがあるので注意。
結婚式が食事会のみの時のご祝儀のポイントは次の4つです。
- ご祝儀は会費制などでなければ用意するのがマナー
- 受付を置かないなら受け取り方にも配慮を
- ご祝儀を受け取るなら引出物を用意しても
- お礼の内祝いを送ろう
詳しく解説していきます。
食事会のみの結婚式もご祝儀を受け取ってもOK
挙式を行うかどうかに関わらず、食事会のみであっても、結婚式として開催するのでしたらご祝儀を受け取って構いません。
ゲストとして結婚食事会に呼ばれたのであればご祝儀を持って行くのがマナーです。
ご祝儀を受け取らないようにしたい場合には、新郎新婦の側から「お祝いは辞退します」などのアナウンスを行うか会費制にしましょう。
親族の間でお互いにご祝儀についてルールがある場合も考えられるので親御さんとも話し合って決めてくださいね。
食事会のみなら受付なし!ご祝儀の受け取り方にも配慮を
結婚の食事会のみの場合、受付を置かないのが一般的です。
結婚の食事会の前にお祝いを送ってくれるゲストと食事会の当日にご祝儀を渡してくれるゲストがいると、受付でご祝儀を渡すゲストと渡さないゲストが出てきてしまい角が立つおそれがあるからです。
結婚の食事会当日にご祝儀を渡したいゲストもいますから、受け取り方にも配慮が必要です。控室に来てもらえるようにしておく、両親に渡してもらうようにするなどの方法があります。
また、食事会の前にお祝いを受け取っているならば、「ご祝儀は不要です」とはっきり新郎新婦から伝えておくとゲストも迷わなくてすみます。
ご祝儀を受け取るなら引出物を用意しても
披露宴、食事会、という名前に関わらず、ご祝儀を受け取るのであれば引出物を用意するのがマナーとされています。
ただし、親族によっては食事会の前にお祝いのお金を送ってくれる人と食事会の当日にご祝儀をくれる人がいる、ご祝儀の金額が予想しにくい、など引出物を事前に用意するのが難しいこともあります。
このような場合には、結婚食事会の当日は引出物はなしで引菓子やプチギフトを用意して、後日、内祝いという形にでお礼を送るようにするのもよいでしょう。
引出物ではなく内祝いにするのであれば、事前に両親から親族に連絡してもらっておくと「ご祝儀を出したのに引出物がないの?」と誤解を招かずに済みます。
親御さんにも相談して決めましょう。
ご祝儀のお礼の内祝いを送ろう
内祝いだとご祝儀の金額に応じてお返しができるので、結婚食事会の場合は引出物ではなく内祝いを送る人も多いようです。
内祝いのマナーのポイントは次のとおり。
- 結婚式から1か月以内に送る
- のし紙は「結びきり」で「内祝」などと書く
- いただいた金額の半額~1/3が相場
内祝いはいただいてから1か月以内、もしくは結婚式から1か月以内に送るのがマナーです。
結婚食事会を行うなら、食事会から1か月以内を目安に送ると良いでしょう。
内祝いにはのし紙をつけます。
のし紙には種類がありますが、結婚のお祝いに用いるのは「結びきり」と呼ばれる水引が付いたもの。
固く結ばれていてほどけないことから、一度きりのお祝いという意味が込められています。
内祝いの相場はいただいた金額の半額~1/3とされています。
ただし、親族から高額なお祝いをいただいた場合は高額すぎるお返しをしてしまうとかえって気を遣わせてしまうことに。
新郎新婦にとって無理のない範囲の金額で内祝いを送ればOKです。内祝いのギフトの例としては以下のようなものがよく選ばれています。
- カタログギフト
- タオルのセット
- お肉ギフト
- お菓子の詰め合わせ
- 食器
カタログギフトだと、相手の好きなものを選んでもらえるため、「相手の好みがわからない」という場合に重宝します。
タオルやお肉、お菓子なども相手を選ばず喜んでもらいやすい品物です。
食器は重さがあるので引出物で渡すのはちょっと気になる、という場合にも内祝いなら自宅に届けてもらえて良いでしょう。
結婚式が食事会のみの時のご祝儀の相場は?
結婚式が食事会のみの場合のご祝儀の相場は次の通りです。
- 友人ゲストから:3万円
- 兄・姉から:5~10万円
- 弟・妹から:3~5万円
- おじ・おば:3~10万円
- 祖父母:3~10万円
詳しく見て行きましょう。
友人ゲストからのご祝儀の相場は3万円
友人ゲストの場合、食事会か披露宴かに関わらず一般的に3万円を包むのがマナーとされています。
結婚の食事会に呼ばれている場合、お互いに結婚式に招待していることもよくあります。
自分の結婚式にも3万円のご祝儀をもらったので、こちらからも3万円のご祝儀を渡す、と考えることも多いですね。
会費制ではない限り、ご祝儀は3万円と考えておくと間違いないでしょう。
親族ゲストからのご祝儀の相場は3~10万円
兄弟・姉妹では、年上からは5~10万円、年下からは3~5万円が相場とされています。
また、伯父伯母・叔父叔母はひとりで参加するのであれば3~5万円、夫婦で参加するなら5~10万円が相場です。
祖父母も同じく、ひとりで参加するなら3~5万円、夫婦で参加するなら5~10万円のご祝儀を包むのが一般的です。
親族のゲストからのご祝儀は、相場と言ってもかなり金額に差があるといえます。
身内だけの結婚式をした友人にお祝いを送る場合の金額は?
身内だけの結婚式をした友人にお祝いを贈りたい場合の相場は1万円前後、高くても1万5千円くらいです。
自分の結婚式に来てもらって3万円のご祝儀をもらったから、3万円をあげたいという気持ちもあるかもしれません。
でも、結婚式に呼ばれていないのに3万円を渡してしまうとかえって新郎新婦に気を遣わせてしまう可能性があります。
一般的な結婚式で渡すご祝儀の3万円のうち、1万円~1万5,000円程度が料理、3,000円~5,000円が引出物です。
どうしても気になる場合は、1万5,000円+プレゼントにすると良いでしょう。
家電や調味料ギフトなど新生活で使えるギフトが喜ばれます。
身内だけの結婚式をした友人へのお祝いの渡し方は?
結婚式に呼ばれていないけど、お祝いを送りたい場合には次のような渡し方が考えられます。
- 食事などに誘って直接会って渡す
- 現金書留で送る
お祝いの食事やお茶に誘ってその場で渡しましょう。
遠方に住んでいて直接会うのが難しい、という場合には現金書留で送ります。
現金だけだとそっけなく感じられてしまうので、メッセージカードなどを添えて送るのがおすすめです。
直接会って渡す場合も現金書留で送る場合も、ご祝儀袋に新札を入れる方が良いでしょう。
結婚式が食事会のみの時のご祝儀のマナー|まとめ
結婚式が食事会のみの時のご祝儀のマナーについて、この記事で紹介したことをまとめます。
- ご祝儀は会費制などでなければ用意するのがマナー
- 受付を置かないなら受け取り方にも配慮を
- ご祝儀を受け取るなら引出物を用意しても
- お礼の内祝いを送ろう
ご祝儀を受け取りたくない場合は、会費制にしたり、「お祝いを辞退します」とはっきり伝えるようにするとゲストも迷いません。
食事会には受付を置かないことが多いので、ご祝儀を渡したいゲストへも配慮しましょう。
ご祝儀を受け取るなら、引出物を用意するか、後日に内祝いという形でお礼をします。
ゲストとして結婚の食事会に呼ばれたなら、ご祝儀を持って行くのはマナーと考えておくと良いでしょう。
ご祝儀の金額は一般的には以下の通りです。
- 友人ゲストから:3万円
- 兄・姉から:5~10万円
- 弟・妹から:3~5万円
- おじ・おば:3~10万円
- 祖父母:3~10万円
ご祝儀については、親族の間でのルールを決めている場合もあるので親御さんにも相談してみてくださいね。
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