「親への結婚挨拶、順番はどちらが先?」
婚約おめでとうございます。
いざ、結婚挨拶!となると、どちらの親に挨拶するのが先か悩みますよね。
一般的には、親への結婚挨拶の順番は女性側の親が先とされています。
この記事では結婚挨拶で最低限知っておきたいマナーをまとめています。
相手の親御さんに好印象を持ってもらえるように、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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結婚が決まった!親への挨拶の順番は?
結婚が決まったら、まずやることは親御さんへの報告と挨拶です。
親御さんへの挨拶の順番を守らないと、相手の親御さんからの印象が悪くなってしまうかも・・・
一般的なマナーを押さえておきましょう。
結婚挨拶の順番は男性が女性側の親へが先
結婚挨拶の順番は男性が女性側の親のところへ行くのが先です。
日本の慣習として「お嫁にもらう」という風習がありますから、男性側が女性側の親へ挨拶に行くのがマナーとされています。
現代ではあまり「お嫁にもらう」という言葉自体が好まれなくなってきていますが、女性側の親への挨拶を先に行うのが無難、ということを知っておきましょう。
女性側の実家が遠いなどの事情がある場合には、事情を話して臨機応変に対応してくださいね。
なお、婿に入る場合には、女性が男性側の親へ挨拶に行くのが先になります。
親への挨拶はプロポーズが先?
親への結婚挨拶の順番は、プロポーズより前?後?
一般的にはプロポーズが先とされています。やはり結婚する本人の了承が先だと考える人が多いようです。
結婚挨拶の前に「お付き合いしている人」として親御さんに紹介しておくのも良いでしょう。
結婚を前提に付き合っていることが親御さんにも伝わりますから、結婚挨拶もスムーズになります。
親への結婚挨拶の順番と段取り
親御さんへの結婚挨拶の順番と段取りは次の流れで進めましょう。
- 各自が親へ報告して結婚挨拶の日程を決める
- それぞれの親の情報を共有
- 手土産や服装を選ぶ
- 女性側の親へ結婚挨拶
- 男性側の親へ結婚挨拶
- 両家顔合わせ
上記の順番で進めて、その後に入籍、引っ越し、結婚式などのイベントになります。
この章では結婚挨拶の段取りや服装・手土産の選び方のマナーをご紹介します。
結婚挨拶の前に各自が親へ報告しておこう
親へパートナーを紹介するときにいきなり結婚挨拶、となると親御さんもびっくりしてしまいます。
結婚報告をする際のポイントは次の3つ。
- LINEではなく会って話すか遠方なら電話
- 結婚挨拶で結婚お許しをもらう、という前提で
- 相手の人の簡単なプロフィールを伝えておく
遠方の場合は電話でも良いでしょう。
結婚という大事な話ですから、真剣な気持ちが伝わる方法で報告してくださいね。
また、親への結婚挨拶で「結婚のお許しをもらう」ので、報告の段階では結婚することが決定事項ではありません。
「結婚したいと思っている人がいるから、挨拶に行かせてほしい」と伝えるようにしましょう。
以下のことは結婚報告で伝えておきましょう。
- 年齢
- 仕事
- 家族構成
- 見た目や性格
パートナーと挨拶に行く日程も結婚の報告をするときに決めておくとスムーズです。
結婚挨拶で訪問する時間帯は14時ごろがおすすめ。結婚挨拶は訪問して2時間程度で帰るのがマナーとされていますから、14時ごろに行けば昼食・夕食の気遣いが不要です。
結婚挨拶と両家顔合わせはいつごろまでに?
結婚挨拶はプロポーズを受けたら早めに。
女性側の親と男性側の親への結婚挨拶もあまり間を空けないほうが良いでしょう。
目安としてはようなスケジュールで考えます。
- 双方の親への挨拶:プロポーズを受けてから1か月以内
- 両家顔合わせ:親への挨拶から3か月以内
親への挨拶で結婚の許しをもらわないと、入籍や引っ越しなど次の段階に進めませんから早めに結婚挨拶の日程を決めましょう。
また、両家顔合わせも双方の親への挨拶から日を空けすぎてしまうと、「相手の親御さんからは結婚を認めてもらえなかったのかしら・・・?」と不安にさせてしまうかもしれません。
特に理由がなければ、親御さんへの挨拶から3か月以内には両家顔合わせを行いましょう。
親への挨拶から両家顔合わせの日が開いてしまう場合には、理由を伝えるようにします。
なお、親御さんへの挨拶や両家顔合わせの日は六曜(大安など)はあまり気にしないことが多いですが、親御さんに希望があるか聞いてみましょう。
お互いの親の情報を共有しておく
結婚挨拶に行く前に、お互いの親の情報は共有しておきます。
- 出身地や年齢、兄弟姉妹
- 仕事
- 趣味
- 話題としてタブーなこと
基本情報を聞いておいて、当日の会話に役立てましょう。
特に注意したいのは話題としてタブーなこと。
宗教や離婚歴、学歴など、結婚挨拶の日に触れて欲しくない話題は必ず相手に共有しておいてくださいね。本題に入る前の話題を考えておく
結婚挨拶の日に、家に着くなり「結婚のお許しをください」と本題に入るのではなく、雑談をして少し場が温まってからの方が〇。
お互いに緊張していますから、どんな話題を話すかあらかじめ考えておくのがおすすめです。
- 最近の気候について
- 家に着くまでの道について(交通機関の乗り換えや景色など)
- 家にある物について(置物や絵画など)
このような話題が当たり障りなく大人の会話として良いでしょう。
事前に聞いておいた相手の親の仕事や趣味、出身地などへのコメントも話題としては話しやすいですよ。
結婚挨拶の服装の選び方
結婚挨拶の時の服装選びは次のポイントを押さえておきます。
- 男性:スーツにネクタイが無難。ジャケット+パンツでも可
- 女性:ひざ下ワンピースにジャケットなど
男性側は迷うようならスーツにネクタイが無難です。真剣な気持ちが伝わるようにきちんとした服装に。
男性のネックレスやピアスなどのアクセサリーは快く思わない親御さんもいるので、付けないほうが良いです。
女性側は派手過ぎない、露出しすぎないワンピースを選ぶと〇。
ヒールの高すぎるパンプスやブーツ、サンダルは避けます。
結婚挨拶の手土産の選び方
結婚挨拶には手土産を持って行くのがマナーです。
結婚挨拶の前から親しく付き合いがある場合でも、けじめとして手土産を持って行きましょう。
手土産を選ぶときには次のポイントを押さえておきます。
- 3,000円~5,000円程度
- 日持ちがするもの
- 切り分ける必要がない個包装のもの
- 「割れる」を連想するせんべいは避ける
- 出身地のお菓子など話題のネタになるもの
例えば、和菓子だったら羊羹など、洋菓子だったらフィナンシェなどの洋菓子などの詰め合わせなど。
人によっては、結婚挨拶には縁起が良くないと考えるせんべいや、切り分ける必要のあるお菓子(カステラなど)は避けた方が無難です。
自分の出身地の銘菓やお酒などの話題になりそうなものも良いですね。
相手の親御さんの好みを聞いて喜ばれそうな手土産を選んでください。
結婚挨拶の前に2人で決めておくこと
結婚挨拶に行く前に2人で以下のような聞かれそうなことは決めておきます。
- 入籍の時期
- 結婚したらどこに住むのか、引っ越しの時期は
- 結婚式の時期や規模
- 子どもの希望
- 年収や貯蓄額
- 相手の親は何と言っているのか
- 結婚後も仕事を続けるか(女性側)
「まだ何も決めていません」では相手の親御さんも不安になってしまいます。
きっちり決まっていなくても「だいたいこのくらいの時期に」と伝えられるようにしましょう。
結婚挨拶の前に決めておくことについて、詳しくは以下の記事にまとめています。
親への結婚挨拶の順番|まとめ
この記事でご紹介したポイントをまとめます。
- 結婚挨拶の順番は女性側の親が先
- 双方の結婚挨拶はプロポーズから1か月以内を目安に
- 両家顔合わせは親への挨拶から3か月以内を目安に
結婚挨拶の順番は、女性側の親御さんへ先にするのが一般的なマナーとされています。
ただし、双方の親御さんが気にしないのであれば、都合が付きやすい方を先に挨拶しても構いません。
結婚挨拶は結婚に向けての最初のイベント。
緊張しますが、頑張ってください!
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